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金色の九尾ll アンダーワールド  作者: ブレイブ
二章タバーア地方の九尾
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二十六話

第八遺跡

明日奈達は現在第八遺跡地下三階の最後の部屋で戦闘中だ、相手は骸骨兵達、意思を持った剣などを槍を持った骸骨達がこの部屋での相手だ

この戦いではシュルクが活躍している、シュルクの大斧はリーチが広く、そして攻撃力がかなり高い、動きは速いが骨で有る為脆い、骸骨兵達にとっては強烈な一撃を放って来るシュルクは天敵なのである

「うぉぉ!」

シュルクはリーチの長さを活かし骸骨兵達を纏めて薙ぎ払い、明日奈とメリアがその攻撃の範囲内に入らなかった骸骨兵を倒して行く

「本当敵が多い時にシュルクさんが居て良かったと思う、纏めて倒してくれるもん」

「そうね、こう言う時は二刀流使いの人も頼りになるのよ?手数が多いからね」

二人がのんびりとシュルクが倒しきれなかった敵を話しながら倒して居るといつの間にか戦闘は終わっていた、どうやらシュルクが全て倒し終えたようだ

「終わったな、次行こうぜ」

「うん」

「ええ」

明日奈達は開いた扉を潜り次の階へと進む



地下四階

ここは地下四階、一つ目の部屋、現れた敵、では無く置いてあった物は四つの宝箱である

「罠だよね」

「そうね罠ね」

そうどう見てもこの宝箱達は罠である、開けたらミミックが出て来るか、何か危険な仕掛けが発動したりしそうだ

「でもほら無視しても扉、開かないみたいだぜ?」

「つまり全部開けろって事よね・・・」

無視して扉の前に行ってみても扉が開かないと言う事はこの宝箱達を全て開けないといけないという事だ、だが明らかに罠っぽいので開けたくならない

「開けたくないなぁ・・・絶対何か出て来るよぉ・・・」

「そうね・・・でも開かないのなら開けるしか無いし、覚悟するしか無いわね」

明日奈はそう言って一度深く息を吸って吐くと一つ目の左手前にある宝箱の前に立ち尻尾で突っついてみる、が反応は無い、なので開けてみた

「・・・」

明日奈やその後ろで開ける様子を見ていたシュルクとメリアは中に入っていた物を見て反応出来ない、なぜなら入っていたのは何者かは分からないがその何者かのやたらリアルな小さな銅像が入っていたからだ

「誰よこれ、二人とも知ってる?」

「さぁ?」

「知らない」

明日奈はこの世界の有名人の銅像かと思い二人に聞いてみるがやはり知らないようだ

「じゃあ何よこれ」

「分かんない、なんかニヤけててムカつくし壊しちゃう?」

「やめてやれ」

そして一つ目の宝箱を後にした三人は今度は右側手前の宝箱の前に立つ

そして明日奈は二人の方を見て頷き二人も頷いたのを見てから一度尻尾でツンツンと宝箱を突ついて何も起こらないのを確認から宝箱を開ける

「・・・なんでパーティグッズが入っているのかしら、帰ってパーティしろって言ってるの?これ・・・」

中には様々な種類のパーティグッズが入っている、その種類は豊富な為、パーティが盛り上がりそうだが

「いらない」

「うんいらねぇ」

そう明日奈達にはこんな物を貰ってもパーティを開く場所は無い、なので意味無しである

そして三人は宝箱の前に来た明日奈は右奥の宝箱の前に立つとさっさと開ける、すると

「・・・何も無しね」

宝箱の中には何も入っていなかった、三人は微妙な表情をうん浮かべながら今度は左奥の宝箱を開ける、中には赤いボクシンググローブ付きの拳が入っており、明日奈の顔目掛け速いスピードで伸びて来る

「んしょ」

明日奈はそれを軽く片手で受け止めるとボキッと壊した

「さぁて扉、開いたし次行きましょう」

そして宝箱を全て開けると扉が開いた、三人は宝箱を後にし次の部屋に向かった

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