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最終章金色の九尾プロローグ
天上界
明日奈は一度家に戻った後すぐに桜の元にやって来た、そして折れたホワイトローズを彼女に見せる。
「どう?」
「・・・」
桜は折れたホワイトローズを見て難しそうな顔をする、ホワイトローズは刀身の半分程で折れていて、そしてその刀身も消滅している、元の刀身があれば修復出来るが、その刀身が無い為ホワイトローズを完璧に修復するのは難しい。
「折れた部分の素材が必要ですね、それがあれば新しい刀身のホワイトローズが作れるでしょう」
「分かったわ、採ってくる」
無に勝つにはホワイトローズの能力は必要不可欠、そのため明日奈は直せるならどんな物でも採りに行くつもりだ、その為すぐに部屋を出て行こうとする。
「明日奈ちゃん、どうせなら最強の剣を作りましょう、その為の素材の在り処も教えます」
この後明日奈は桜に言われた最強のホワイトローズを作るために必要な鉱石があると言う、鉱山に向けて転移した。




