機械の兵士達の暗躍2
???
機械の兵士達の世界の王の間、そこにアリアと黒い人形が呼び出されていた。
「アリア?その体の調子は?」
「すっごく良いよ!」
「そ、そう」
王である自分の質問に元気よく答えるアリアに女王は少し引いたが、すぐに気を取り直す。
「あの子のテストヘッドとしてアリア、あなたを利用したけど、あの子に機械の体をあげるときにも問題なさそうで安心したわ、ねぇクロノ」
「はい、女王様」
黒い人形、クロノは女王の言葉に頷く。
「しかし女王様、あなた様が欲しがっているあの子、九条明日奈ですが、どうやらその魂が別の者に変わっているような気がします」
「ふぅん、どういう事?」
「まだ分かりません」
クロノは明日奈と何度か戦った事がある、そしてクロノは明日奈が戦闘中にあんなに楽しそうにしている様子を見た事は無い、なので確信は無いが明日奈の魂が別の者になっていると思ったのだ。
「あの子が別人になっていたとしてもそんな事どうでも良いわ、とにかくあの子を捕まえてここに連れて来なさい、私はあの子の内面じゃ無い、あの子の外見が気に入ったの、だからあの子の中身なんてどうでもいいわ、分かったわね?」
「はい、女王様」
クロノは女王の言葉に頭を下げた。
「あなたもよ、アリア、クロノと協力して、あの子九条明日奈を捕まえなさい、良いわね?」
「はーい」
「・・・それでは早速動きなさい」
女王はまた軽い返事をしたアリアに今度は確実にイラっとした表情を浮かべたが、抑え二人に命令した。
命令された二人は王の間を後にすると、共に明日奈(inアリーシャ)を確保する為動き始める。
アリア
形式番号ZPA1-01
初の人間を改造した人型の機械の兵士であり、その戦闘能力はたった一人で千人の敵を圧倒できる程のもの、体の一部には生身の部分もあるが硬い装甲に守られている為問題は無い。
武装
ビームダガー×2、ビームライフル×1、ビームサーベル×1
アリア専用大型ロボット
形式番号Z33-02
前回登場した白い大型ロボットと同型機だが、アリア用にチューンした特別機だ、全ての大型ロボットを圧倒する戦闘能力を誇るのだが、アリーシャにあっさりと倒されてしまった。
武装
ビームダガー×2、ビームライフル×2、腹部ビームキャノン×1、両肩部機関銃×1、ビット×50
クロノ
アリアと違い知能を持った機械のロボットである、その顔は人間と変わらないがその体は完全に機械で構成されている。
形式番号ZP1-23
武装
大型バスターソード×1
クロノ専用大型ロボット
形式番号Z31-01
明日奈達を何度も苦しめた黒い機体、その装甲は通常の攻撃では傷は付かない、しかし装甲を上回る威力の斬撃や魔法攻撃などなら攻撃が通じる。
武装
大型バスターソード×1
アリーシャ・メル・ベリクリオス
伝説の炎の魔神様、過去に桜に負けたりしたが、大型ロボットを圧倒したり、本気を全く出していないパンチでその足を1発で木っ端微塵にしたり出来る、過去には人間の万の軍勢を一人で圧倒したりもした。
武装
神月
魔法
炎の剣、炎の槍、炎の槍柱、炎の渦、炎の爆発、炎の咆哮、炎の・・・




