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ヒロイン
静寂な時を奏でる王立ドゥロア学院のホール中央にある階段。
そこに2人の少女がいる。
1人は、
ミルクティー色の天使の輪っかがのった、ふわふわのプラチナブロンド。
神秘的な光をはなつバイオレットの瞳。
その肌は病弱ゆえ、ひとつのシミもなく艶やかな白さを保ち、
ただ小さなチェリーピンクの唇と、品良い高さの鼻が鎮座している。
完璧な造形ゆえ、精巧な人形のようなかのお方、
シルヴィ・アンクチュール第三王女
……兼ヒロインの彼女が階段の上から、1人の少女を見下ろしていた。
ただただ思いつきで書いたので、区切りがついたら編集していきます。
まだ、書き方がなれてないので、読みにくい部分もあるとは思いますが、頑張ります。