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5話 雷鳴国と大海国

ロンド・フレンズとの国交再樹立から3日、ロンド・フレンズは各国の玄関口と言われており各国から輸入品が入ってくるのですがエメラルシアは前王のせいで他の国との国交はして来なかったので野菜を広められなかったのです。そこでまずロンド・フレンズに輸入を始める前にグリンは暴食の黄「ジョヌゼブブ」が治める雷鳴国トパトリア向かいました。トパトリアは猪人族(オーク)黄子鬼族(イエローゴブリン)と言う種族が多くお肉の生産が主で暴食の国と言うだけあって食べ物屋が多いのです。ただ、お肉だけでは飽きてしまうので嫉妬の青ブルアタンが治める隣国の大海国サファイラメールと国交を結んでいます。サファイラメールは怪魚族(マーマン)人魚族(マーメイド)と言う種族が多く海に隣接している為漁業が盛んです。

トパトリアの王城に着くと金髪のショートヘアーでボーイッシュな美少女と青い髪のロングヘアーで大人な美女が待っていました。トパトリアの魔王ジョヌゼブブ・イエロッタ・トパトリアとサファイラメールの魔王ブルアタン・アクーア・サファイラメールです。

「グリン!久しぶり!やぁーーっと魔王になったんだね!」

「本当よ、エメラルシアと国交を開きたかったしそれにグリンが魔王になってくれたらもっと楽しい事ができるんじゃないかって思ってたもの」

「いやー、魔王になる年にはまだ早いかなって思ってたから父さんが変わってくれたらよかったってあの時は思ってたんだ」

「あんなバカ王にそんな頭無いって、それで話って?」

「うん、2人の国と国交を結びたいの。僕の国って質の良い野菜を作ってるでしょ、まずは食事業のトパトリアとサファイラメールと国交を結びたい。」

「良いわよ!可愛いグリンのお願いだもの私はグリンの国と国交結ぶ!」

「私も!グリンなら信用できるわ!」

「ありがとう」

こうしてトパトリアとサファイラメールとの国交が樹立する事になりました。トパトリアとサファイラメールの両国は魔法通信を使ってロンド・フレンズと連絡を取りロンド・フレンズとも国交を結びました。トパトリアからはお肉、サファイラメールからはお魚、そしてエメラルシアからは野菜をロンド・フレンズを経由してフロン銀貨200枚の関税をかけ輸入しあう事になりました。この世界の通貨は銅貨、銀貨、金貨、白金貨(はくきんか)の4つで単位は「フロン」で銅貨1枚で現代日本では10円くらいの価値があり、銅貨1000枚で銀貨1枚分、銀貨1000枚で金貨1枚分、金貨1000枚で白金貨(はくきんか)1枚分になります。この大陸での国家運営はフロン白金貨(はくきんか)100枚分くらいあれば安定します。

「そうだ、アメジシアの魔王フィアナも近いうち魔王になったグリンに会いたいって」

「うん、わかった。アメジシアと国交を結ぶ準備が出来たら会いに行くよ」

そんな話をしていると魔法通信に誰かが入って来ました。

『おう!面白そうな話してるな、俺も混ぜてくれよ!』

「あなたは!」

紅色(くれないいろ)のショートヘアーの熱血な美少年が映りました、それは傲慢の赤「ルージュルファー」で煉獄国ファイアルビィの魔王ルージュルファー・ヴォルガニック・ファイアルビィでした。

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