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新幹線から見る景色は 砂時計に閉じ込められた砂のようだ
田園と大海が意味もなく混じりあう 僕と君とはまったく違っていた
いつか一緒に行こうと約束した旅 一人旅になってしまった
細い指を飾るリングを見かけては 君じゃないとわかっているのに振り返ってしまうよ
今どうしているだろうか 会おうと思えば会えるのに会えないのが恨めしい
胸を裂かれそうにひどい傷 きっと時間が癒してくれるだろう
雲が形を変えて流れるように きれいに消えてしまえばいい
砂を囲ってくれる 鉄格子はもうない
僕自身が砂を固めることができるだろうか
新幹線が見せる景色 時が経ち思い出のない場所へと移る
隣には誰もいないけれど 心はとても穏やかで凪のようだ
知らない街は僕に強さを 無限の時間は僕に優しさをくれた
恋人達の後ろ姿を見ても 笑えるようにもなった
離れることになったけれど 今は感謝の気持ちしか浮かんでこないよ
僕ではない男の腕の中で どうか幸せになってほしい
ささやかな願いだろう?




