傀儡進行
鏡の中の乙女たちの色は まるで同化しているように均一になり
現の世界の少年たちは 名称で識別された彼女らを女神と呼び愛するようになる
それでいいのか? 踊らされていないのか?
僕はただの音狂い 決して心を動かされるもんか
旬を過ぎた果実は 値札を奪われ風にさらされる道を辿る
そして新たな時代は運ばれる そうやっていくつもの季節を見送ってきたけど
僕は流されはしない この指で心で選択する
ほら見ろ 僕がノートに描いた世界が今目の前にある
嗚呼 選択肢を選ぶ思考は もっと狭くなっていくんだろう
誰が何処から僕らを操る? 生けるマリオネットは輝かしき未来を夢見る
貫徹よりも平安が大事? そうして個を殺した
人と違うことの何が怖い? 夜に現れる影を恐れたって 何も生まれはしない
最後まで彩り続けて見せろ 君だけが放つ色は世界を魅せるだろう
世間の風の流れじゃなく 君の体内時計で感じればいい
強き意志があれば 揺らぐことも流されることもないはずだ
今回は個性と流行を風刺したお話です。
私は正直なところ流行りものにとびつくことはないですし興味ないのですが、特に日本人はそういう傾向がありますよね。
そういうのってどうなんだろう、という私の考えが今回形になりました。
以前にも一度書いたことのあるテーマなので、過去の作品と比べてみると面白いかもしれません。




