雪降る街
まだ夏なのにクリスマスのお話です。
クリスマスといえば、豪華な食事にプレゼント…というイメージがあるのですが、特別な物が何もない特別な日というのもいいかなあという思いがあり、出来上がりました。
雪降る街に 君の好きな歌が駆け巡る
バラードなんて聞きもしないのに 君が喜ぶなら…なんて
柄にもなく 必死になったりした
君の笑顔こそが 最高のクリスマスプレゼント
欲しい物なんて何もないよ 大人ぶってみたけど
君には見破られていたみたい
あれ欲しい これ欲しい
無茶なリクエスト 恥ずかしくて言えなかったんだ
何も予定入れないまま 時間だけが過ぎる
いつものように帰宅して 待っていたのは彼女と豪勢なディナー
お帰りの笑顔 白い肌を飾る赤いワンピース
たまには家もいいよねと言う彼女に 僕は頭が上がらないんだ
贅沢もしない 我儘だって言わない
いつか爆発して とんでもないことになるんじゃないかって思ってる
でも点火してる素振りさえ 見せないから不思議なんだ
夜明けが近くなって 眠そうにしている君
まだ寝ないと意地を張ってても 今にも眠ってしまいそう
いつもありがとう そういって眠りにつく
こちらこそ 言ったって聞こえてないから
言ったうちには 入らないけど
目が覚めたら開けて 小さな赤い箱
眠った君とのキスで 今夜は眠ろうか




