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時の前に立ち尽くすことしかできない

生きているからこそ感じる、いつかくる死が今回のお話です。

やはり身近な人が亡くならないと実感できないことですが、軽視されている風潮にあるように見えるので今回は取り上げさせて頂きました。

人がいなくなると 月日が経つのが短く感じる

凛々しく美しいあの人

儚むように 呟いた

熱くなった瞼 すっかり冷えきって

瞬きする間に 9年も過ぎていたよ

振袖通した 記念写真もあなたは知らない

あどけない顔など 今は思い出せない

大人に憬れていた 私も仲間入りしまって

時間に限りがあること 改めて実感したよ

幼い慟哭は オアシスの味

あの日のことは夢幻

ついちらついた 嫌な想像

まさか…嘘だ 言い聞かせたけど

時間は待ってくれやしなかった

時の前に立ち尽くすことしかできない


自宅に来訪 外敵はスリッパで追い払う

火の粉の中を駆け抜けた 逞しく美しく

誰もが彼女は強い そう決め付けた

五黄の寅に生まれた性 そんなの下手な嘘

ただ強がり 弱いところ見せたくなかっただけ

甘えたい でも言えない

あなたから生まれたわけじゃないのにね

気が強いところは 似てきたみたい

時間を永遠で繋ぎ止める偽りで誤魔化しても

別れがくる 時間は遠くはない

大好きな人とだって ずっとはいられない

寂しくて冷たいけれど 前に進まなきゃいけないんだね

時の前に立ち尽くすことしかできない

なら旅立つ日まで ランナーのように走り続けよう

涙なら 風が優しく乾かしてくれる


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