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わにくんと隠されたチカラ  作者: 田中らら
8/10

優しい感情

アルパカちゃんが部屋のすみっこから出て来ました。

「さっきのみどりの光は魔法じゃないですよ。」


「じゃなに?」

ユニコーンが聞きました。


「あれはわにくんの心から溢れた感情です。

 わにくんのもえさんを助けたいと、貯めこんでいた優しい感情が、

 溢れて外に出たんです。

 わにくんの優しい感情がもえさんの心の中の黒い感情を追い出したのです。」


わにくんとユニコーンは意味がわかりません。

二人が不思議そうな顔をしていると、

アルパカちゃんはため息をついてまた説明してくれました。


「真っ黒な絵の具を溶かした真っ黒な水を作ります。

 その真っ黒な水に普通の透明な水を入れたらどうなりますか?」


「水を入れたら、黒い水が溢れて、

 水はドンドン透明になる。」

わにくんが言いました。

「そうか、もえさんの心の中をわにくんの『優しい感情』でいっぱいにしたから、

 黒い感情がもえさんの心から出て来たんだね!」

わにくんもユニコーンも納得しました。


「もえちゃんの中の心配、悲しい、寂しいっていう暗い感情が出たなら、

 もえちゃん元気になるね。ぼくうれしいよ。」

わにくんは喜んでいます。


「アルパカちゃんの説明わかり易かったよ。」

ユニコーンも謎が解けてスッキリ出来ました。


「褒めて頂いてありがとうございます。

 さて私は他にも仕事があるのでこれで帰ります。」


「アルパカちゃんありがとう、 

 また会えるかな?」わにくんが聞きました。


「また会えます。

 わにくんお元気でさようなら。」

そういうとアルパカちゃんは消えてしまいました。


「アルパカちゃんってクールだよね、

 わにくんまた困ったことがあったら呼んでね、

 私も次の仕事があるから帰るね。」

ユニコーンも消えてしまいました。


1人残されたわにくんは、

短時間に色々なことがあって頭が整理出来ません。


わにくんボーっとしながらもえさんのベッドに入り、

深い眠りに落ちました。


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