作戦実行
今夜は旦那さんが仕事でいないので、
もえさんは1人寂しくベッドで寝ています。
アルパカちゃんがピンクの魔法の杖を出しました、
杖の先にはいちごの飾りが付いていて、
とてもかわいい魔法の杖です。
アルパカちゃんのぴんくでフリフリな見た目と
クールな口調のギャップに、
わにくんはまだ慣れません。
アルパカちゃんが杖を振ると、
もえさんが起きました。
ユニコーンがわにくんの背中を押します。
わにくんは部屋の隅からもえさんのベッドに歩いて行きます。
わにくんは緊張で左足と左手が同時に出ています。
ユニコーンが小声で「がんばって」と後ろから応援してます。
もえさんはわにくんに気が付きました。
わにくんは緊張しながら、
「もえちゃんこんにちは」と話しかけました。
陰から見ているユニコーンも緊張でドキドキしています。
もえさんが悲鳴を上げて、わにくんを窓から投げ捨ててしまうことも考えられるからです。
ドキドキしているユニコーンの後ろで、
アルパカちゃんは、
「今は夜なので正しいあいさつは『こんにちは』ではなく『こんばんは』です。」
と冷静に言いました。
「そんなのどうでもいいわよ!」
ユニコーンはイライラして言いました。
この作戦はアルパカちゃんの魔法で、
もえさんの頭の半分は寝ていて、半分は起きているという状態にして、
そしてわにくんが話しかけると言う単純な作戦です。
「半分寝てる?そんなこと出来るの?」と
わにくんは驚いていましたが、
アルパカちゃんの魔法は効いているようで、
もえさんは半分寝ているようです。




