話合い
ユニコーンとアルパカちゃんは部屋の隅で壁によりかかり、
わにくんから離れたところで話し始めました。
「アルパカちゃんならどうする?」
ユニコーンが虹色のしっぽを指でくるくるしながら、
アルパカちゃんに聞きました。
「私は反対です。
人間は未知の世界に恐怖を感じる生き物です。
わにくんが話したらもえさんは嬉しい気持ちより、
恐怖のほうが勝ってしまうかもしれません、
そうなると、わにくんは悲しい気持ちになるでしょう。」
真面目なアルパカちゃんは間違ったことは言っていません。
しかしユニコーンは納得が出来ません。
「私もアルパカちゃんと同じ考えだよ、
でもね、わにくんがあんなにボロボロでかわいそうなんだよ。」
二人でわにくんを見ると、
モジモジしながらこちらを見ているわにくんがいます。
わにくんは二人が話し終わるのを待っています。
待っている時間がわにくんには長く長く感じました。
そしてユニコーンがついに、
「わにくん話しがまとまったから聞いて。」と
呼んでくれました。
ユニコーン、アルパカちゃん、わにくんで丸くなり、
こしょこしょ話しています。
わにくんはびっくりしましたが、
作戦を実行することにしました。




