ユニコーンさん
わにくんは毎晩のように星空を見上げてお願いしました。
「お星さま、ぼくはもえちゃんと話せるようになりたいです。」
そうお願いすると、わにくんはもえちゃんの隣で眠ります。
でも朝になってもわにくんはもえちゃんと話しは出来ませんでした。
わにくんは毎晩、毎晩お願いをしましたが、
なかなか願いは叶いません。
そんなある日の夜。
わにくんは部屋の隅がピカピカ光っていることに気が付きました。
わにくんはゆっくりベッドから抜け出して、
ピカピカの近くに行ってみました。
すると小さな小さな虹色のユニコーンが座っています。
わにくんがびっくりしていると、
「始めましてわにくん、毎晩お願いするから、
話しを聞きに来たわよ。」とユニコーンがあいさつして来ました。
「え?ぼくのお願い聞いてくれていたの?ユニコーンさんはお空から来たの?」
「う~ん、そうね、空っていうより空の果ての、
宇宙に近いところから来たわ。」
「ぼくのお願いを叶えてくれる為に来たの?
ありがとう、ぼくうれしい。」
「違うわよ、話しを聞きに来たの!
みんなのお願い聞いていたら疲れちゃうでしょ!」
「え?なんで?
ユニコーンさんなら簡単に願いを叶えてくれるんじゃないの?」
「そんなに簡単じゃないわよ!」
「さっわにくんのお願いを詳しく聞かせて!」
「わかった話すね。」
わにくんは話しが出来て嬉しそうです。




