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夏生詩集

帰路

作者: 夏生

雲の隙間から日の光が差し込んできた


雨雲が風に押されて流れてゆく


あと少し、あとちょっと


重くなった足を励まして


一歩一歩進んでいく


清らかな風にふわりと包まれると


心強くなって、疲れた身体は


つかの間の元気を取り戻す


木陰の下を心地よく歩いていくと


急な坂道が


立ち止まらず、進む


くじけそうな心は横に置いて


リズムは一定に


見上げれば雲の消えた空が


ゆったり広がって


風は時折やわらかにそよいでくれる


頑張れの言葉より


こちらの方が元気が出る


緑茂る坂道を登りきれば


ほら


眼下に広がる


たどった道が


今日もお疲れ、ご苦労さん



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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして。 読ませて頂きました。 言葉よりも自然の光景に励まされることってよくあります。 とても心地良い作品でした。 ありがとうございました。
2013/09/24 16:48 退会済み
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