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満員電車なんて大っ嫌い!

作者: 芦進伸哉

吐き出す息は白く、短く。

リズム良く、それでいて規則正しく口から吐き出されていた。


元々、体力はない方だがしょうがない。

これを逃してしまえば――……。


――あぁ、考えただけでも恐ろしい。

と、身震いを1つ。


階段を3段飛ばしに駆け上がり、坂を全力ダッシュ!

見慣れたオレンジのボディが目に入り、ラストスパートと言わんばかりにスピードが増した。


縮まっていく距離。

やがて、プルルルルルルルルルとタイムリミットを知らせる合図が耳が捉えた。


慌てて伸ばす腕。 指先はオレンジのボディに触れ、そして――……

扉によって指先はわずかな希望と共に弾かれた。


(待って!)


痛む指先に顔をしかめながらも伸ばした手は届かず――……


オレンジのボディ……もとい電車(それも急行。逃せば10分以上間があく)は私を置いて出発してしまった。



あぁ、

本日も遅刻決定!!

(あとがき)

ホームに残された時、滅茶苦茶恥ずかしいですよね……

駆け込んでギリギリセーフだった時も周りの目は気になりますが。流星は電車通学なので、朝の満員電車によく遭遇してしまうのです……

よい子の皆は駆け込み乗車しちゃダメだよ!

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