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それは変わらない日常だった

短いです。

「たすくちゃーん! お姉ちゃん、日直だから先に行くわねー」


天宮あまみや』は出席番号が早い。大抵学年の一番最初に日直がある。


「待って! 俺も今日日直だから、一緒に行こう」


「たすくちゃんまだパジャマじゃない・・・。

お姉ちゃん歩くの遅いから、先に歩いてるよ。戸締りよろしくね」


言って、ローファーに足を入れた。


(あれ・・・?)


「ちょっ! 救! 俺自転車出すから―――」


くらっと、視界が歪んだ。


(嫌だ、貧血かな・・・)


体が、ふんわり後ろに倒れるのが分かった。


(助、支えて)


「すく―――っ!」


あせった声音の双子の弟が支えてくれることを、私は疑いもしなかった。


天宮 救

(あまみや すくう)

4月1日生まれ

この春高校2年に進級


天宮 助

(あまみや たすく)

4月2日生まれ

この春高校生になった

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