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第39話 ガチャ

お読みいただきありがとうございます。よろしければ、ブックマークや★の評価をお願いいたします

7月から土曜日と日曜日お休みします。それ以外は午前8時に投稿します。

ご迷惑おかけして申し訳ありません。今後ともよろしくお願いいたします。

 第39話 ガチャ


 リディアがダンジョンロードに進化し、新たなスキルがバージョンアップされたことに気づいた。ノエルがそのスキルの説明を始めた。


『マスター、進化に伴って『ガチャ』スキルがバージョンアップしました。これにより、より強力なアイテムやモンスターを召喚できるようになります。』


「より強力なアイテムやモンスターか…これは面白そうだな。」リディアの目が輝いた。


 リディアはリリィ、ロゼッタ、バルドを集めて新しいガチャを試してみることを伝えた。


「皆、『ガチャ』スキルがバージョンアップされたんだ。これでより強力なアイテムやモンスターを手に入れることができる。早速試してみようと思う。」


「それは面白そうなの!どんなものが出てくるか楽しみなの!!」リリィが目を輝かせた。


 リディアは魔力と素材を用意し、新しいガチャを回す準備を整えた。


 ▼ガチャの種類

 〇魔物10連ガチャ(10000P)

 ボーナス: 10連を1回回すごとに、ランダムな素材やアイテムが1つ付いてくる。

 〇魔物100連ガチャ(90000P)

 ボーナス: 100連ごとにボーナスとして、強力なユニークアイテムやユニーク魔物が確定で1つずつ付いてくる。

 〇スペシャルガチャ(300000P)

 ボーナス: 一定回数回すごとに、ユニークアイテム、ユニークな魔物、レジェンダリーアイテム、レジェンダリーな魔物が出る。


 ダンジョンマスターの時よりかなりバージョンアップしている。


「ノエル、今のダンジョンポイントはいくらある?」


『マスター、現在1667000Pあります。100連ガチャとスペシャルガチャがおすすめです。戦力増強は数も必要です。数は力です。』


「ノエル、今のダンジョンポイントはいくらある?」


『マスター、現在1667000Pあります。100連ガチャとスペシャルガチャがおすすめです。戦力増強には数も重要です。数は力です、マスター。また、レジェンダリーアイテムや魔物も手に入れるべきです。』


「そうか、まずは100連ガチャから試してみよう。」リディアは意を決して決断した。


 リディアは深呼吸をして手を合わせ、魔力を集中させてガチャを回す準備を整えた。リリィとロゼッタが興味津々で見守る中、リディアはガチャのボタンを押した。


「100連ガチャ、いってみよう!」リディアの声が響き渡り、空が青白く輝き始めた。光の玉がくるくると旋回し、次々とアイテムや魔物が現れる。


 1667000P⇒1577000P


 ▼結果

 ・ゴブリン(ファンタジー定番のあいつ)×15

 ・スライム(ファンタジー定番のあいつ)×9

 ・コボルト(ファンタジー定番のあいつ)×8

 ・スパイダー(ファンタジー定番のあいつ)×6

 ・ハーピー(ファンタジー定番のあいつ)×5

 ・ウルフ(ファンタジー定番のあいつ)×10

 ・オーク(強力な戦士)×10

 ・トロール(力に特化した戦士)×8

 ・サイクロプス(力に特化した戦士)×2

 ・ガーゴイル(ファンタジー定番のあいつ)×4

 ・エレメンタルガーディアン(土地の肥沃度を高める魔物)×4

 ・ドライアド(植物の魔物で有名なあいつ)×2

 ・ダークスパイダー(闇から生まれた蜘蛛)×2

 ・スケルトンウォリアー(アンデッドの戦士)×5

 ・グリフォン(空を飛ぶ強力な獣)×5

 ・リッチ(ファンタジー定番のあいつ)×3

 ・ドラゴン(火)×1

 ・ミスリルインゴット×1


 リディアは結果を見つめながら微笑んだ。「まあ、悪くないな。ゴブリンが多いのは少し残念だけど、ドラゴンやリッチ、グリフォンまで手に入ったんだ。これで戦力はかなり増強できる。」


 リリィが興奮気味に声を上げた。「リディア様、ミスリルインゴットも出たの!これは大きな収穫なの!!」


 ロゼッタも頷きながら、「これでさらに強力な武器や防具を作ることができるわね。今回のガチャは成功よ。」


「よし、もう一回100連だぁ~!」


 100連ガチャ2回目

 リディアは再び100連ガチャに挑戦することにした。手を合わせ、再度魔力を集中させてガチャのボタンを押した。上空が青白く輝き、光の玉が回転し始めた。


 1577000P → 1487000P


 ▼結果

 ゴブリン×28

 スライム×16

 ヒールスライム×3

 スケルトン×15

 スケルトンウォリアー×5

 コボルト×9

 ガーゴイル×2

 ミノタウルス×2

 オーク×4

 トロール×3

 ハイウルフ×2

 リッチ×2

 ドラゴン(風)×1

 フェニックス×1

 マンティコア×1

 エント×1

 グリーンマン(植物と共生し、自然の力を引き出すことに特化)×3

 ホーリースプリット×2

 世界樹の苗木×1

「せ・世界樹の苗木って…。街に植えると世界樹になるのか??」

 リディアはしばらく考えた後、決断を下した。

「世界樹の苗木は街の中心に植えよう。これで街全体が恩恵を受けるはずだ。そして、皆で祝おう。」


 リディアはリリィとロゼッタに指示を出したが、まずは100連だな。


 100連ガチャ3回目

 リディアは再度100連ガチャを回す決断をした。深呼吸して集中し、再びガチャのボタンを押した。再び青白い光が空を照らし、光の玉が舞い上がった。


 1487000P → 1397000P


 ▼結果

 ゴブリン×23

 スライム×7

 ヒールスライム×3

 スケルトン×10

 スケルトンウォリアー×9

 オーク×5

 トロール×6

 ウルフ×9

 ハーピー×4

 ゴーレム×3

 コボルト×4

 ガーゴイル×2

 ドライアド×3

 サイクロプス×1

 ミノタウルス×5

 ドラゴン(氷)×1

 フェニックス×1

 グリフォン×1

 リッチ×2

 エルダートレント×1

 オリハルコンのインゴット×1

 リディアは今回の結果に満足そうに頷いた。「今回は本当に良い結果だ。これで街の防衛力がさらに強化される。」


 続いて、ガチャではなく街の発展や魔法使いに特化させるため、種族で召喚することにした。


 種族召喚

 リディアはさらなる戦力増強のため、種族召喚を行うことにした。これにより、彼らの街の発展に寄与する強力な仲間を手に入れることができる。


 1397000P → 1097000P


 ▼結果

 ダークエルフ×10

 エルフ×10

 ドワーフ×10


 リディアは新たな仲間たちを迎え入れ、彼らが街の発展にどのように貢献できるかを考えた。ダークエルフは暗闇の中での優れた戦闘力を、エルフは魔法と弓の技術を、ドワーフは鍛冶と建築の技術を提供してくれるだろう。


「これで街はさらに強くなる。みんな、これからも一緒に頑張ろう!」リディアの言葉に、仲間たちは力強く頷いた。


「続いてスペシャルガチャだ!!」


 1097000P ⇒ 797000P


 リディアがガチャのボタンを押すと、虹色の強いエフェクトが天空を駆け巡り、期待感が高まる。


「来い、来い、来い!」リディアは拳を握りしめ、目を輝かせた。


 ▼結果

 ドラゴンエンペラー(全属性を扱えるドラゴンの頂点)×1


「おおっ!ドラゴンエンペラーだ!」リディアは歓喜の声を上げ、リリィとロゼッタも驚きと喜びの表情を浮かべた。


「これで我々の戦力が一気に跳ね上がるぞ!」リディアの声に皆が沸き立つ。


「もう一回いくぞ!」


 797000P ⇒ 497000P


 再び虹色のエフェクトが空を彩り、リディアの心臓が高鳴る。


「次は何が出るんだ…」


 ▼結果


 リディア専用 刀(命名)×1

「リディア様専用の刀ですって!?」ロゼッタが驚いた声を上げた。


 リディアは刀を手に取り、感触を確かめながら、「この刀、すごい…!」と呟いた。「これでさらに強くなれる。」


「次もいくぞ、スペシャルガチャ!」


 497000P ⇒ 197000P


 虹色のエフェクトが再び輝き、リディアの期待が一層高まる。


「頼む…!」


 ▼結果

 アークエンジェル(浄化の魔法に特化しており、究極の回復力と攻撃力を持つ)×1


「アークエンジェルだ!」リディアは大きな声を上げた。


 リリィが驚いて、「リディア様、これで回復力も攻撃力も大幅に強化されますわ!」と叫んだ。


「これで我々の防衛力は完璧だ。」リディアは満足そうに頷いた。


「よし、これで十分だ。皆、準備を整え、街の発展と防衛をさらに進めよう!」


 リディアの言葉に、仲間たちは一層の団結を見せ、彼らの未来に向けた新たな一歩を踏み出した。


「アークエンジェルだ!」リディアは大きな声を上げた。


 リリィが驚いて、「リディア様、これで回復力も攻撃力も大幅に強化されますわ!」と叫んだ。


「これで我々の防衛力は完璧だ。」リディアは満足そうに頷いた。


「よし、これで十分だ。皆、準備を整え、街の発展と防衛をさらに進めよう!」


 リディアの言葉に、仲間たちは一層の団結を見せ、彼らの未来に向けた新たな一歩を踏み出した。


「さて、次は名前を付ける番だな。」リディアはドラゴンエンペラーとアークエンジェルを見つめながら言った。


「ドラゴンエンペラー、お前の名前は『龍王』としよう。全ての属性を持つお前に相応しい名前だ。」


 ドラゴンエンペラーは頷き、その名前に誇りを感じるかのように咆哮を上げた。


「アークエンジェル、お前は『セラフィム』だ。最も高位の天使として、浄化と回復の力を持つお前にぴったりだ。」


 セラフィムもまた、光を放ちながらその名を受け入れた。


 次にリディアは自分の専用の刀を手に取り、しばらく考え込んだ。「この刀には特別な名前が必要だな…『天照剣アマテラスのつるぎ』。日本の伝説にちなんで、この名前にしよう。」


「龍王、セラフィム、リリィ、ロゼッタ。私は、一度クレストへ帰る。街の発展まかせた。あと武道会の準備もよろしくな」


「「「「おまかせください」」」」


 全員が礼をし、リディアはダンジョンウォークでクレストへと転移した。彼が去った後、仲間たちはそれぞれの役割に戻り、街の発展と防衛の準備を進めていった。リディアの背中を見送りながら、彼らの表情には信頼と決意が浮かんでいた。


 リディアが転移先のクレストに到着すると、そこは彼の帰るべき場所、そして新たな挑戦が待つ場所でもあった。彼は新たに得た力と仲間たちの信頼を胸に、次なる冒険への一歩を踏み出した。


筆者の励みになりますので、よろしければブックマークや★の評価をお願いいたします。温かい応援、よろしくお願いいたします。

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