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第三十一話 王女

あの後は報酬の白金貨10枚をもらった。

ちなみに、家名を決めておけと言われたのだが領地をもらった時に領地の名前にすると言ったらそれでいいとのことだ。

ちなみになぜ貴族出身なのに家名がなかったのかというのは、騎士爵が1代限りだからである。

その後馬車で帰宅した。

その馬車には宰相と王女も一緒に乗っていた。

恐らく宰相は部屋を移動することとか拡張することについて学校に話を通しに来たのだろう。

部屋についた俺は部屋のドアを開ける。


「お、ハヤテ帰ってきた。王城で何してきたの?」


部屋に入って早々ミリアに声を掛けられた。


「昨日魔族を倒したことの報酬に関しての話だったぞ」


「何をもらったんですか?」


リリーも話に入ってきた。

そんな気になるか?これ。


「男爵に叙爵されたのと白金貨10枚をもらった。あと王女がこの部屋に移動になった。どうやら昨日助けた子が王女だったらしい」


「まあ、あんな助け方したんだからね、当然だよね」


あんな助けかたとは。

何が当然なんだろうか。


「まあハヤテくん...いや、これからはハヤテ様かな?ハヤテ様なら叙爵されてもおかしくないですね...」


はい出た謎納得。

ってか様とか良いから別に。


「呼び方とか言葉遣いとか別に前通りでいいぞ。そもそもここは身分とか関係ないからな。少なくとも学生として行動してる時と冒険者として行動してる時は普通でいい。領地と屋敷は学校卒業してからだからな。今はまだ名ばかりの貴族だ」


仕事しない貴族を貴族と呼んでいいのか。

少なくとも民衆はそんな貴族いやだとか答えるだろう。

まあ魔族とか来たら戦闘するっていう仕事があるんだがな。


「分かりました、前通りにハヤテくんと呼びますね」


そんな感じで会話していると...

コンコンコン

ドアがノックされた。

誰が来たのかな?と思ったが多分王女だろう。

ドアを開けると予想通り王女が立っていた。

ただし、荷物を持って。


「ハヤテ様、本日からこちらでお世話になりますフィア=ラルズールです。フィアとお呼びください」


「えっと、今日からですか?学校に話はもう通ってるんですか?」


「はい、すでに通っております。ハヤテ様の魔法で拡張でき次第、今日からでも移動してよいとのことです。それと、その、夫となるお方ですので敬語は結構です。今はただの生徒ですし」


もう許可下りたのか、学校の対応力やべえな。


「つまり今から拡張しろと。まあやってみるか。あと敬語要らんぞ」


っといったが「私はこれが普通ですので」とのことだ。

まあとりあえず『魔法創造、空間拡張』


「空間拡張」


俺がそう唱えると、部屋が拡張された。

今回はフィア用の寝室を作ってあとは適当にリビングを広げたりした。

あとは拡張とはちょっと違うがトイレにウォシュレットを付けたりキッチンの機能を強化したりした。


「よし、部屋作った。荷物入れ手伝うぞ」


「ありがとうございます」


十数分後。

荷物入れが終了した。

王女なだけあって物がすごく多い。


「よし、終わったな。この後はどうするんだ?」


「そちらのお二方にはまだ自己紹介をしていないのでまずは自己紹介を兼ねた雑談でしょうか」


「さんせー」


「そうですね」


賛成多数につき可決だな。


「では自己紹介からですね。私はラルズール王国第3王女のフィアーラルズールです。フィアとお呼びください」


「ミリアよ」


「リリーです」


自己紹介の差がすごいな。


「さっそくフィアにしつもーん。何故この部屋に移動になったの?」


「王命です」


そう言うことが聞きたいんじゃないと思うなー。

まあ婚約は内密なんでね。

しかも確定してるわけでもないからな。


「ではハヤテくんとはどういう関係なんですか?」


「現状ではそこは言えませんね」


これかなり怪しまれそうだよな。

ってかもう薄々気づいてるだろ。


「じゃあフィアは戦える?」


大きく質問変わったな。

言質は取れないと思ったのだろうか。


「一応入試4位でしたので戦えますが、昨日の件で致命的に実戦経験が足りないと痛感しました。戦闘スタイルは魔法使いです。回復役としてもお役に立てると思います」


後衛か。

まあ全員前衛後衛どっちもできる感じだったからどっちが加わってもバランスは問題ないからいいけども。


「となると武器は杖か。万物創造」


名称:テュルソス

等級:SSS

製作者:ハヤテ

スキル:使用者ステータス強化S 魔法補助S 魔法威力上昇S 欠損回復 召喚


欠損回復ってやばいな。

まあ俺は使えるんだが。

ちなみに召喚は使用者が念じることでどこにあっても手元に召喚されるスキル。

王女なので何かあった時にいつでも召喚できるようにしておきたい。

武器を持ち込めないはずのところで襲われたとか誘拐されたとかの時にも使える武器を召喚できる。


「へ?今どこから?...アイテムボックス持ちですか?」


ボソッと言った万物創造は聞こえなかったらしい。


「まあそんなところだ」


付与もしておくか。

アイテムボックスから魔石を取り出し合成する。


「付与するけど何がいい?」


「えっと、魔石以外にも付与できるのですか?なんでもいいですよ」


「さっき魔石を合成したからな。まあじゃあ適当に付けるぞ。【付与】、【スペシャルフィールドヒーリング】」


いかにも小学生が作りましたみたいな名前のスペシャルフィールドヒーリングは、範囲型回復魔だが回復だけでなく士気向上などの効果も付いている。

王女向けといった感じの装備だ。

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