第二十四話 装備作成
遅くなりました。すいません。
2日目の授業を終えた俺達は寮に戻って部屋でテーブルを囲んで座っていた。
「これから何するー?」
これから毎日恒例となるであろう放課後に何をするかを決める時間。
「付与習ったことだし装備強化でもするか」
そう、昨日二人をちょっと強化したので装備が追いついてない感があるのだ。
付与ができるようになったし装備の強化にはちょうどいいと思う。
「武器屋はどこにあるんでしょうか?」
「ん?何言ってるんだ?武器なら俺が作れるからそれでいいだろ」
「もう驚かないわよ、ハヤテならこのくらい簡単にできるわよね...」
やっと慣れたか。
...なんか悲しいんだが。
「そんで何から作ろうか?」
「ハヤテくんの武器からがいいと思います」
何故だ?
まあいい。
「俺の武器もうすでに強いのがあるんだよなー」
そう言ってデュランダル、エクスカリバー、銃を取り出す。
ただ、付与はされてないので付与だけするか。
俺はアイテムボックスからジャイアントオーガの魔石を2つ取り出す。
『スキル創造、物質合成』
スキルを作成し、魔石をデュランダルとエクスカリバーに合成する。
これによって2本の剣に付与ができるようになった。
ジャイアントオーガの魔石を使ったのは、魔物のランクが高ければ高いほど強力な魔法を付与できるからである。
「付与していくか。【付与】、【爆破】。【付与】、【風刃】」
これはデュランダルとエクスカリバーの付与だ。
これで突きを入れた時に敵の体内で魔法が使える。
また、普通に魔法を剣から放つこともできるので両手の剣で同時に魔法を放ち、さらに俺自身が魔法を撃つということができる。
「なんで平然と上級魔法を付与してるの...」
「しれっと大きい魔石出してますし...」
驚かなくなったら次は呆れられるのか。
まあいちいち反応を気にしてても仕方がないな。
「よし、次は二人の装備創るか」
「え?でもまだその黒い棒?みたいなやつに何もしてないよね?」
ミリアが銃を指さしながらそう言った。
銃は本体に付与してもあんまり意味ないんだよね。
この世界の付与って言うのは魔石が含まれるものを魔道具化するというものだからどちらかと言うと弾に付与して当たった敵の内部から爆発させるとかのほうが良い。
「この武器は弓矢に似て弾を撃ち出す武器だから本体には付与しなくていいんだ。そう言うわけだから二人の装備創るぞ。どんな武器がいい?」
「前衛も後衛もできるようにバトルスタッフと盾がいいかな」
「私は後衛専門なので杖と護身用の使いやすいナイフでお願いします」
「分かった。じゃあ創るぞ」
そう言って俺は万物創造を4回発動する。
名称:ガンバンテイン
等級:SSS
製作者:ハヤテ
スキル:重量変化S 使用者ステータス強化S 魔法補助S 魔法威力上昇S
名称:イージス
等級:SSS
製作者:ハヤテ
スキル:重量変化S 形態変化S 使用者ステータス強化S ノックバック耐性S 破壊無効
名称:グリダヴォル
等級:SSS
製作者:ハヤテ
スキル:使用者ステータス強化S 魔法補助S 魔法威力上昇S 魔法発動速度・弾速上昇S
名称:フラガラッハ
等級:SSS
製作者:ハヤテ
スキル:重量変化S 使用者ステータス強化S 戦闘補助S 武器破壊S
前より魔力も増えているので4つ連続も問題なかった。
上から順にミリアのバトルスタッフ、盾、リリーの杖、ナイフだ。
結構強いと思う。
特に破壊無効とか武器破壊とかは強い。
「よし、できたぞ。次は付与だな。なんか希望あるか?」
「またすごそうなのができてる...付与の希望はバトルスタッフはできるだけ大規模の魔法、盾は結界があったらそれがいいかな」
「なんかよくわからないんですけど凄そうな武器です!えっと、付与は杖は一番すごい回復魔法、ナイフは毒を出す魔法がいいです!」
毒って...なんか護身より暗殺しそうな感じになってるんだが...
まあいいか。
他も普通に大丈夫そうだな。
魔石を4つ取り出し、それぞれを武器に合成する。
「【付与】、【全テヲ焼キ尽クス炎】。【付与】、【不壊結界】。【付与】、【完全回復】、【付与】、【究極毒】」
今回付与した魔法はすべて現代では知られていない魔法だ。
仮に知られていたとしても禁忌魔法としてこの魔法関連の書物は王城の地下にあるとされている禁忌図書館と言うところにあるだろう。
特に全テヲ焼キ尽クス炎、究極毒は地上に出回ったらヤバそうだ。
「よし、できたぞ。あ、あとこれも一応持っておけ」
そう言って武器とペンダントを渡す。
このペンダントの宝石部分には圧縮した魔石が使われており、そこには持っている者の老い以外の死亡をトリガーに蘇生+完全回復が行われる。
魔力を込めることで補給できるので仮に発動してしまったとしても1回の戦闘内で2度死なない限りは基本問題ない。
「ハヤテ、ありがとう」
「ハヤテくんありがとうございます!」
と言う感じで装備作成は終わった。




