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第二話 異世界

気が付くと俺は、女性に抱えられていた。

さすがに生まれるとこからじゃないのね。よかった。

まあ無事転生できたようだ。

まあ異世界と言ったらまずはあれだよな。


「うえーあうぅ!(ステータス!って言いたかった)」


...発音できないんだけど。


「あら、ハヤテ起きたのねー」


こっちの世界でも名前はハヤテなのか。

まあ分かりやすくていいが。

って言うかこれ母親?めっちゃ若いし美人なんだが。

っと、ステータス見るんだった。

『ステータス!』

と強く念じてみた。これで出なかったらあきらめよう。

そう思ってたら出た。よかった。


 名前:ハヤテ

 種族:人間族

 年齢:0歳

 レべル:1

 体力:20

 物理攻撃力:20

 物理防御力:20

 魔力:20

 魔法攻撃力:20

 魔法防御力:20

 速さ:0

 魔法適正:火 水 風 土 光 闇 特殊

 スキル:翻訳 スキル創造 魔法創造 万物創造


0歳だし、ステータスチート希望しなかったからこの数値は当たり前だな。

速さ0なのはまだはいはいもできないからか?

魔法適正6属性+特殊全部なのはたまたま?それとも女神がやってくれたのかな?

それともこの6属性だけじゃない、とか?

いやさすがにそれはないよな。


っとこんな感じで異世界に転生できた。

周辺やこの世界などの情報をまとめると、

・俺の父はヘルムと言い、騎士爵という特殊な1代限りの貴族らしい。

・母はユーリアと言い、元宮廷魔導士の精鋭とのこと。

・兄弟は兄、姉がいる。

・この世界の1年=12ヶ月=360日、1日の長さは地球と同じ。

・魔法は6属性+特殊で全部らしい。ただし特殊にまとめられていても使える魔法と使えない魔法があるらしい。

・俺が住んでいるところはこの国の王都の隣街にある屋敷らしい。

こんなとこだな。貧乏じゃない家とは言ったが1代限りとはいえ貴族の家じゃなくてもよかったんだけどな。

まあそのほうが環境もいいし良いんだけど。

そんなこんなでまあ3歳までは特になんもなかったのでカットォ。




というわけで3歳になりました、ハヤテです。変化と言ったら、喋ったり歩いたりできるようになった。

理由はよくわからないがレベルが上がってないのにステータスが大幅に上昇していた。


 名前:ハヤテ

 種族:人間族

 年齢:3歳

 レベル:1

 体力:1000

 物理攻撃力:1000

 物理防御力:1000

 魔力:1000

 魔法攻撃力:1000

 魔法防御力:1000

 速さ:1000

 魔法適正:火 水 風 土 光 闇 特殊

 スキル:翻訳 スキル創造 魔法創造 万物創造


これでやっとスタートラインに立ったってとこかな?

ちなみに地球にいたころの感覚や翻訳スキルをフル活用したら神童と呼ばれるようになったとさ。

そんな3歳になった日...


「ハヤテ、今日から戦闘訓練するぞ」


父のヘルムから突然そんなことを言われた。


「せ、戦闘訓練ですか?僕はまだ3歳ですよ?」


ちなみに口調は子供っぽくしてる。

とは言っても親が貴族なので丁寧語だが。


「ああ、3歳になったからやるんだ。ハヤテは歩くのも早かったし大丈夫だろ」


っということで戦闘訓練することになった。

戦闘訓練は、父が騎士、母が元宮廷魔導士ということもあって広い訓練場があった。


「よし、まずは体力作りからやってくぞ、とりあえずこの訓練場を10週走って来い!」


これはスパルタの予感。

まあその分強くなれるからいいと思うんだが、ステータスがある世界だぞ?体力作りするよりレベル上げしたほうがよくないか?って思って聞いてみたのだが雑魚狩りするよりは訓練したほうがステータスの上りがいいとのことだ。

ちなみにレベルが上がらなくてもステータスは上がることがある。成長とか訓練とかで上がるらしい。

っとまあ、そのまま走るのも嫌だからスキル創るか。

『スキル創造、訓練効率上昇S、疲労回復速度上昇S、疲労耐性S』

とりあえず3つ作っといた。

スキル名の隣にあるSというのは、スキルのランクのこと。

一般的な場合スキルを習得したときにはGで、そのスキルを何度も使ったり有効的に使ったりするとたまに上がるらしい。

つまりSというのはそのスキルを極めた人の中でもごくわずかの人しか持っていないのである。

そんなスキルの力もあり、10週をあまり苦なく走りぬくことができた。


「速いなぁおい、まあいい、速いに越したことはないからな。じゃあ次は腹筋背筋腕立て100回ずつだ」


「これ本当に3歳児の訓練メニューですか!?」


「ハヤテはただの3歳児じゃないからな。さっきので息切らしてないんだからこれも行けるだろ」


もう3歳児扱いはされてないらしい。

まあ少なくとも中身の年齢は3歳じゃないからな。

数十分ほど経ってやっと終わった。

...前世じゃこんな早く終わらないな。

さすがスキルの力。


「...もう終わったのか、もうハヤテには驚かないことにしよう。じゃあこれをやるから素振り200本だ」


そう言って木剣を1本渡された。

大人からしたらちょっと短めの片手剣なのだが俺は3歳児の体なので両手で持たないとバランスが保てない。

『スキル創造、剣術D』

ここはわざと抑えた。

さすがに最初っから剣術Sとかやったらなんか色々ヤバそうだからな。


「ん?いい筋してんじゃねえか。これはすごい剣士に育ちそうだな」


っとまあ、こんな感じで父と訓練をした。

訓練を終えて部屋に戻ろうとすると、母のユーリアから声をかけられた。


「あっハヤテ、3歳になったんだから魔法の訓練しましょー」


「あっ母上、魔法の訓練もしたいのですが父上との戦闘訓練があるので...」


「それなら後で話しつけとくわ。多分交互になると思うから明日は魔法訓練ね!」


っというわけで明日は魔法訓練となった。

父には申し訳ないが、俺としてはこっちのほうが楽しみだ。

0、1、2歳はすっ飛ばしました。

また、基本ステータスは

・普通の大人 オール5000ほど

・戦闘職(冒険者等) オール20000ほど

・戦闘職上位(Sランク冒険者等) オール100000ほど

となっています。

ヘルムとユーリアは戦闘職上位に位置しています。

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