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第十一話 試運転

更新ペースが落ちてしまっている...

武器などを創造し、準備を整えた次の日。

俺は依頼を受けるために冒険者ギルドに来ていた。


「ハヤテさん、ギルドマスターから指名依頼が来てますよ」


ギルドに入ったら受付嬢にそう言われた。

指名依頼だと?

しかもギルマスからか。

これは腕試しってことかな?


「指名依頼か。内容は何だ?」


「ジャイアントオーガの討伐です。ジャイアントオーガはAランクの魔物ですのでCランクのハヤテさんに出すのはどうかと思ったのですが、ハヤテなら大丈夫だ、と言っていました」


謎の信頼だな。

まあ俺もAランク程度に引けを取るつもりはないんだが。


「分かった、行ってくるよ」


そのあと俺は、受付嬢に場所を聞き、ジャイアントオーガ討伐に向かった。




受付嬢に教えてもらった目的地に着くと、そこにはジャイアントオーガの()()がいた。

まあ、一体とは言われてないからな。

だけどこれで群れって言わないのは依頼としてどうなんだ?

まあこれだけいるなら好都合だ。

新装備の試し(?)斬りに使うとするか。

思考加速と身体強化を発動し、ジャイアントオーガに近づき、デュランダルで斬る。

すると...


「あれ?豆腐斬ってるんだっけ?」


そのレベルでスパッと斬れた。

斬ったジャイアントオーガをアイテムボックスに収納し、次を倒そうとする。

『自動で収納するスキルでも創ったらどうですか?』

それもそうだな。

『スキル創造、自動収納』

名前がそのまますぎるというコメントは受け付けておりません。

とまあ、これで素材は倒した瞬間に収納されるようになった。

狩り効率上昇だな。

そんなことを考えながら、二体目をエクスカリバーで斬る。


「こっちも豆腐だな」


単純な鋭さには違いはないようだ。

にしてもAランク魔物が豆腐レベルか。

この剣、ヤバそうだな。

はい次!

次は新魔法だ。


脳破壊(ブレイン・ブレイク)


俺は脳を破壊する闇魔法をジャイアントオーガに向けて放つ。

魔法をもろに受けたジャイアントオーガは呻き声を上げて倒れた。

そしてその瞬間に消えた。

収納されたんだろう。

次!

今度は極大範囲魔法を放つ。


聖域セイクリット・サークル


ジャイアントオーガは全滅した。

しかし...

『あれはエンペラージャイアントオーガです。これはおそらくギルドマスターも知らなかったのでしょう』

マジかよ。俺じゃなかったらやばかったかもな。

Aランクの大群にSランクだもんな。

普通だったらこれをCランクに処理させるのはやばいだろう。

これ、本部とかにバレたらギルマス失格じゃね?

まあ、倒せれば問題ないから倒しちゃうか。

あ、銃の試運転してなかったから使うか。

俺はアイテムボックスから銃を出し、土魔法で通常弾(ノーマル・バレット)を作って込め、放つ。



「ギャアアアァ?」


エンペラージャイアントオーガは呻き声を上げるが、その後その声はどこから攻撃が?という疑問に変わる。

そんな反応は気にせず、俺はエンペラージャイアントオーガの足や腕に通常弾(ノーマル・バレット)を打ち込む。

するとエンペラージャイアントオーガの動きが明らかに遅くなった。


「ぶっ飛ばすか」


そう言って銃に爆裂弾エクスプロージョン・バレットを装填し、エンペラージャイアントオーガの胴体を狙って放つ。

すると銃から高速で撃ち出された爆裂弾エクスプロージョン・バレットは、エンペラージャイアントオーガの腹に食い込み...

ドガァァン!!

爆発した。

この爆発によってエンペラージャイアントオーガの腹は砕け散り、完全に息絶えた。


「よし、依頼達成だな」


武器の試運転もいい感じだ。

これなら、ドラゴンとか魔王とか出てきても勝てそうだな。

まあこの世界にドラゴンとか魔王とかが存在するかは知らないんだが。

『どちらも存在しますよ。ドラゴンは獣人族が多い大陸に多く生息していて、非常に強力で素材としての価値も非常に高いです。龍人族という種族もいます。龍人族は獣人族の近縁種ですね。魔王は、魔族の王です。魔族の中で最も強い者が魔王となって、魔族をまとめ上げています』

なるほどな。

どっちもめっちゃ強そうだな。

いつか戦ってみたい。

まあそれは置いといて、ギルドに帰るか。

そう思い、転移を発動する。

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