近況報告111
お久しぶりです......とは言えないくらいですかね? キバごんです。
先週の近況報告については申し訳ありませんでした。 まさか水曜日になるとは自分でも思いもしなかったです。 もう少しはやく、はやく、と思えば思うほど報告冠せから遠のいていったのです。 なぜかはわかりませんが。
なんだか、社会人になってからメンタルが強くなったようで弱くなったような、よくわからない人間になっているんです。 そのあやふやが身を疲れさせているというか、思ったように捜索が続かない原因になっているというか。
いかんですね、このままじゃ。 せっかくこうして活動を続けているのだから元気に前向きに取り組みたいです。 リフレッシュしなきゃですね。 リフレッシュの方法......僕は音楽を聴いてアドレナリンを流すことをしています。
でも流しすぎたら手じゃなくて身体が動いちゃうんでますます捜索がすすまない事態になるんですわ。 リフレッシュというか音楽聴くことが目的になってますからね、もっとなにか違うものはないのかと。
ならばゲームですね、えぇ。 やっぱりスマブラが一番いいですわ。 リフレッシュですごい活躍してくれますし、ゲーム内で好きなキャラクターたちも活躍してくれるのでめちゃくちゃいいですわ。 負けたら悔しくて納得するまでやってしまいますがね。 あれ、また目的変わっちゃってな〜い?
ほんとは創作の方にのめり込まないといけないのにリラックスに没頭しちゃういびつな人間なのですね。 誰かヘルプ。
しかしそんな誘惑にもたえながら、やることはちゃんとやってます。 亀の歩みでもやるんです、キバごんは。
*
目が覚めたシウニーは、暗闇の中で驚いた。 時計を見ようにも見えず、目を凝らして、ベッドから降りたふらつく足で壁にちかよってやっと8時前であることがわかった。
頭にあった最後の記憶には昼の明るさがあって──そんなに私は眠っていたのか。
手が胸に触れた。 素肌であった。
シウニーの目はうろたえてふらふらと泳いだ。
火傷の痛みが、ないのだ。 でも火につつまれた記憶がふっと浮かんだついさっきには、この肌に熱さが幻肢痛のように浮かんできていたが、もうなんともない。
あれほど長く焼かれたのだから肌はぼろぼろになってしまって当たり前だ。 だがいま触れている肌は普段、風呂にはいって触る感触と同じなのだ。
怖かった。 果たしてどんな変化が自分に起こっているのか、この暗闇の中で怖くなった。
壁によった机に置き鏡があるのを知っていたシウニーは、手探りでつかんで窓の方へと近づいた。
すると鏡を見ると、どうだ、星明かりだけだが、肌が綺麗に元どおりになっているではないか。
シウニーは驚きのあまり頬を何度もさすった。
冗談のように思えたが、あかりをつけ、光に目を慣らしたあとに身体を見ると、火傷のあとなど一つもなかったのだ。
脳裏に青白い光がちらついた。──きっと、エリメだ。 倒れた海斗を治したあの治癒能力で回復したのだ。 でも、それならあのあと私に近づいていることになる。
私があいつと戦っている最中に逃げ出したエリメが、あいつに見つかる危険をかえりみずに……? 自分が知らぬ間になにがあったというのだ。 まわりにそのエリメはいないし、家に響くはずの生活音すらしない。 いったい誰が真に自分を助け、ここまで運んできたのか。
机の上にたたまれてあった上下あわい緑の服(たぶんベリアルの寝間着)を身につけ、住居の中を歩いてみたが、バルとベリアルの姿はなく、他の団員すらいない。
一階の店舗部屋にいくと、薄く電気がついていた。
「オ怪我は大丈夫ナノで? シウニー様」
アンドロイドがそこにいた。 3体いて、他2体は敵から城を守る門番のように、おおげさなレーザーでもうちそうな大型の銃をもって、右半分だけシャッターがおりている出入り口を見つめていた。
「えっ、ま、まぁ……この通りやけどはなくなりましたし──」
*
少しずつですが物語は佳境にはいろうとしています。 ここまで何ヵ月かかっているんですかね? あれ、それは捜索をしているとは言えないのでは?
まだ今週分のイラストも描けてないですし......はぁ〜なにやってんだか、キバごんは。
こんな調子でこれからもいくのでしょうか。 少しでも改善されることを願って、キバイバイ。
ここはこうしてあーして......案外簡単やと思ってたシウニーも結構難しいんやな......。 ヤバッ、三つ編みどう作るかわからへん。




