近況報告109
一週間のはじめでもう疲れた、キバごんです。
なにかしらがんばってもがんばらなくとも疲れがやってくるのだと二十歳過ぎてからやっと気づくことになった心身情弱人間でございます。
しかしながらにがんばらないと未来が切り開かれることはないんだよなぁ。 ほんと世界って生意気ですわ!! 己のケツを撫で回しときゃあ万事うまくいくような世の中にすぐつくりかえろや。 そしたらみなさんはキバごんのケツを撫で回されて作られた小説を読むことになりますので、実質、他人のケツを見てるのと変わらないのでは?
あ、いままで脳回路とめながら書いていました。 汚くてごめんあそばせ。
ちょっと前に改稿してもうこんな日にちがたったのですね。 まだなんにもできてないとか思ってんだろおめーら! 自分もそう思ってるよ!!
でもそれは今週ばかりは違うんだ、これをご覧あそばせ。
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海斗は歩くたびに、なにかが身体の中で動作をぎこちなくさせている感覚を覚えていた。 身体の内部につっかえ棒があるような感じ……もうほぼほぼ痛みはなかったが、痛み以上にイヤな感触であると、眉をひそめた。
服越しに包帯をなぞる──痛みが走らないことを何度も確認した。 こうして、もとの皮膚に戻してくれた心優しいエリメは、もういない。
確実にあの巨人たちに狙われているあの子が、いまどうしているのかを考えると、このつっかえが痛みに変わるのも感じた。
もう昼になろうとする時計を、飲食店の屋根の上に見た。
加えてシウニーもいなくなってしまった。 あいつもどこを走っているのかわからない。 ただ、あのときの自分の言いかたに怒って飛び出して行って、いまもどこかで頑張っているのはわかる。
……でも、いいのだ、これで。 どうせあのときどんなことを言おうと、あいつのことだ、エリメを見つけようとする。
それでもってまわりはお人好しばかり。 きっとあいつらもシウニーについていって、けが人が出ても止まらない。
なら最低限の被害がいい。 もう怪我をしている俺が探るほうがいい。 この状況で新たな怪我人が出れば(とくにバルなどの重鎮なら)パニックになる。
海斗は、変化できる巨人の存在に注意していると、少し前に見える画材道具店に集まる子どもたちに目がいってしまった。 海斗はドキッとした。 その子どもたちのなかに、銀髪で白いワンピースを着ている女の子の後ろ姿があったから。
思わず走ってしまわないように意識したのだが、一歩、二歩と駆けてしまって、いけないとすぐに止まった。 他の子供たちの顔に隠れていた少女の顔が見えたのだが、瞳の色が紫であったのだ。
別人に若干肩を落とした海斗であったが、次は彼らがなにをしているのかが気になって奥を見た。 大きめのキャンバスがあって、絵を描いているようだった。 店が無料で提供したキャンパスなんだろう。
そこにはふにゃふにゃの線で好き勝手に描いているようだったが、それが子どもの心をくすぐっているようではしゃぎ笑っていた。 保護者らしき大人も数名いて、ほほえましそうである。
海斗はふいと一瞬、現実を忘れた。
アリフトシジルに子どもはラーファしかおらず、いつもサタンなどの大人に遊びの相手をしてもらっているのを見る。 やっぱりあいつもこうした同年代の友達がほしいと思っているのだろうか。
*
だいぶ書けてんだこれが! クオリティはあれかもしれんけど書けてんだこれが!!
やったな! 多分水曜日に改稿できるぞ! たぶん今回はいけるとおもいますなり! やっぱりいいっすね、物語って。 書けば書くほど書く方も楽しくなってくるんです。 最初生み出す時はなかなか出てこず苦しいんですが。
え? イラスト?
キバごんが2つを両立できるわきゃねェだろこのキバごん初心者がァッ!!!!!




