近況報告108
心の底からこんにちわ、キバごんです。
とてつもない台風が通り過ぎて行きましたね。 あいかわらず仕事でした。 雨が白く波だつようにコンクリートを打っていても、暴風で傘ごと持っていかれそうになっても建物にはいってしまえば家となんら変わりません。 日本の建物は丈夫ですから、何千年とやりやってきた台風に日本人が遅れをとるはずがないんです。
しかし疲労には直結するようで、イラストがまだできていません!! 台風がきたから、というのと台風がこれからやってくるというストレスと、台風がいつやってきてもおかしくない、という三重苦によりこの一週間イラストが描けていません!! すみません!!!!!!!!!!!
でも次の改稿の文はある程度できたんですよね......3つ同時進行でできないのはわかるけど2つ同時にやろうとするとすぐにボロボロになるキバごんマジ創作者にむいてないよ。
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木造の階段をのぼる足音が、深く廊下に伝った。 バルはうえの階に着くあいだずっとあのときの海斗を頭に浮かばせていた。
あんなことを言う人だろうか、魔王様は。 あの人は誰かが苦しんでいる姿を見ると、どうにかしようとする人だ。 それは私が一番よくわかっているんだから、間違いないはずだ。 振り返ることなどなく1人でなんでもしてやろうとする人なんだ。
だからさっきの言いかたがどうしてもひっかかってしょうがない。 もっとも近くにいるといってもいいくらいの仲間があれほど困っていて、あんなことを平気で言える人じゃない。
気づけば自分が、海斗が休んでいる部屋の前にいることに気づく。
彼はどんな風にいまを休んでいるのだろう。 別になんともないようにベッドに寝ているのだろうか。 やってしまったと、言いすぎてしまったふうに顔を悩ませ腰掛けているだろうか。
扉をノックする手がすんでで止まった。 なんだか彼の姿を見たくないとおもってしまった。──あれで嫌いになってしまったとかではない。 しんどそうに答えたり本心をうちあけたりするのは彼ならよくあることだ。
バルは視線をドアノブに落とした。
彼が城でエリメちゃんと接しているとき、小さくであったが微笑んでいたように見えた。 それが見間違いであったとしてもなにかしらの充実感のような、もう1人の子どもであるラーファと一緒にいるときに感じる柔らかい空気を感じた。 のに、あんなことを言った……。 実際、エリメちゃんに対してどう思っているのか、この扉をあけることで、その答えを知ってしまう。 それが手を止めているのだと、うすく察せた。
「……魔王様、いまいいですか」
それでもここで止まっていてもいいことはないと、バルは口をあけた。
……が、返事がかえってくることはなく、首をかしげる。
「寝ているのですか? ……あけますよ?」
大怪我をしたあとだ、当たり前か。 完治したわけじゃなし。 それならそれで、怪我の程度もきになるし……。 バルは扉をあけることにした。
するとバルの顔に風が当たった。 もはや、風しかこの部屋にいなかった。
「魔王様……!?」
空いている窓から吹く風になびくカーテンを見て、気づいた。 ベッドにいると思っていた海斗はどこにも見えずに、全てを理解した。 私は最初からわかっていたのかもしれない。
あの人は1人で行く。 1人でなんとかしようとして、振り返らずにすすんでいく。 今回も彼は変わりなく、1人でなんとかしようとしているのだ。
バルはすぐに部屋から出て、階段を駆け下りた。
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なんだか最近とてつもなく生存報告みたいな感じになってきてる気がします、この近況報告。 だからといってこの一週間活動したこと以上のことは描けないので当たり前かもしれませんが。
なんとかしたいですね......なんとか。 もうゲームとかなにもかも忘れ去って、この一週間創作してみようかなぁ......きっとそんな時間がいまの僕には必要な気がするのです。
と、いうわけで、来週までキバイバイ。




