近況報告105
なにも成長していないキバごんです。
仕事ってこれほどまでに大変なんですね。 わかっていたようでわかっていませんでした。 あーあー、雲のようなふかふかクッションの上で一日中創作してぇなぁ。
アイデアはいっちょまえに浮かんでくるのにそれを形にする時間がねェ。 というかその前に形にする技術がねェ。 まったくもって人間性能が甚だしくたりねー。
......ないない文句言いながら、改稿できていないことに謝罪です。 本当に申し訳ありません。 読者を無視したような傲慢たかぶる様子のキバごんは、果たして失踪しなくていいものか?
いや、したほうがよろしい。(反語)
なんでもかんでも自分や、足りぬとだけ思う時間のせいにすることは決してよろしくない。 そうは思っておりますので、これは時間をかけてどうにかしたいと思います。
小説とイラストの両立は簡単ではなかろうか?
そんなわけねぇだろナメんなよ創作を。(意志内部含有反語)
両立はできていないということは、小説ができていなかったらこっちはできておるのですよ。 イラストは。
あまいあまい果実を手に入れるだけの努力はしたかい? 僕にはそうは見えないなぁ。
出直してきなよ。
あんまりながったらしい説明を書くのもなにかと思ったので、今回は短めストーリイラストで。
私は、薄くても、やぶれやすくとも何かを守れる存在になりたいんだ、キバごんは。 っていうか大切な人(彼女)を作る度胸も度量も好かれる甲斐性もないくせにそんなことよく言えたもんだ。 もう少し人間性をみがいてこなくちゃね。
多分......多分改稿は水曜日には、できると......思いますので、それまで、お待ちを......。
って引き伸ばしすぎて物語がどこぐらいまで進んだのか読者さん側もわすれている感じがする。 というか絶対忘れてる。 僕もピンとこないもん。(恥無知発言)
なので次の改稿文を少しだけのせます。 物語はここまですすんでおりますよ。
*
エリメは、横を通る大人の、たまに自分を見下ろしてくる視線に、うつむいた。
その度に、ボロのワンピースからくる生乾きのにおいが、鼻の奥をなでた。 でも、やっぱり頼み込んで前の服を捨てずに残していてよかった
海斗が気を失っているあいだに、シウニーたちがまっさらなワンピースをくれた。 バルも一緒になって、服屋にいって、なんでも好きなものを買ってあげると言ってくれたんだ。 勉強させてもらったことがなくとも、金額のピンキリというのはわかる。 これまでの主人たちが自慢していたような値段の服もあった。
私は遠慮したが、二人は、お金をつかうときがあまりないからと言う。
だから質素な白いワンピースを選んだ。
私は、そのとき、初めてなのかひさしぶりなのかわからぬほど、経験のない優しさに触れた。 試着のときも、会話のときもわざわざ腰を落として、同じ高さまで視線を下げてくれた。 いまの、周りを通る大人たちのような、見下ろす冷たい視線はなかった。
エリメは二人との思い出にふけって、いつもよりも穏やかな顔になっていたが、ふいに肉の巨人をおもいだしてしまって、ツンと胸が冷ややかになった。
痛々しい記憶である以前までの主人との生活も巨人によって終わらされたように、今回の主人たちとの生活も、同じように終わらせられる未来が見えてしまった。 海斗の怪我を二度見てなお、他の人たちは自分の不幸体質を、嬉しくも否定してくれたが、長く時を経てみればどうだろう──必ず私を迷惑じみた存在としてみるだろう。 死人は間違いなく出る。 だから、はやめに出るのだ。 せっかくお金をはらって私を買って──そう思うと後ろ髪をひかれる気分になるが、被害が大きくなってしまってからでは遅い。 だから……今日、出たほうがいい。
小さな電気屋の屋根上の時計の針が、8時をうちかけていて、もっとはやくと、私の足は動いた。 私がいないことに気づいたら、探しにくると思う──たぶんそうだと思う。 また戻ってしまっては意味がないのだ。
*
地の文が......長い! なろうに投稿されているメジャーな作品からおよそ乖離しすぎている作り......! 目がチカチカする!
あーあー、川に流されていってやがては海に出て、身も心も水に溶け合って海となりし神話的生物となって地球と同一な存在になってこころゆくまで創作したいなぁ。
なれるわけねぇんだよなぁ。 キバイバイ。




