近況報告96
みなさん、お久しぶり、キバごんですよ。
やぱりこの近況報告をやらないと一週間が始まった気がしねぇなぁ!? 自分の創作、一週間でどれだけやったかという振り返りにもなりますしね。 できるだけ続けていきたいなぁ。
と言ってもちょっと前に曜日感覚忘れて報告も忘れたんですけどもね。
みなさん、今回は予定通りに改稿することができました......かなりギリギリな感じはしましたが。
いいぞキバごん。 やはり約束は守ってこそだ、社会人になってますますそれは大事だからな、このままいけ。
え? ペン画イラストですか?
キバごんに二兎追って二兎を得るような実力はないです。
ただいまビタミン剤を飲んでからこの報告を書いているのですが、あれですね、喉につっかえてめっさ違和感抱いています。 これなんなんですかね? ほぼ直通で胃の中に行ってくれない。
一緒に飲む用のゼリーを売られていますが、そういうのにはお金を避けないという頑な新卒社会人なわけでして。
いろんな解決方法とかしらべても僕の喉のしめつけが強いのか解決しないし......。 もうだめだぁ。
イラストはろくにできていませんが、次の改稿用の小説の一話ならばほとんどできているんですよ。 あらま、社会人になってから計画的になったじゃない。 この世で生き残る術をようやく知ったのね。
*
もはや日は落ち、代わりに月が昇る頃、遠くサイレンがまだなっているのを、海斗たちはベリアルの店の3階で聞いていた。 バルやシウニー、アイナ、もちろんエリメも、ベリアルは自室に招いた。
ベリアルが、資格のクッションを人数分、円を描くように配り、リモコンのボタンを押すと床が開いてテーブルが現れた。 続いてアンドロイドがお茶を用意してきた。
海斗がそれらを見て、微笑した。
「よくできてるこって」
ベリアルも小さく笑って、リモコンをテーブルに置いた。
三槍団は、一番隊だけを残して国へと帰らせた。 いまは、ベリアルの店内や店外を、アンドロイドとともに整備させている。
「それ、のんでいいよ。 あんたの主人、この人たちになったんだろ? じゃあ遠慮しなくていいのさ」
そう言ったベリアルに、エリメはおずおずと視線をやった。 この場の目がほとんど自分に向けられていると理解して、すぐにテーブルの下へと視線を戻した。
海斗は喉のかわきを覚え、茶を一気に飲んだ。
それをベリアルは見て、指さした。
「ほら、この主人、家主を待たずにすぐのむだろう? こういうのが今回の主人さ、だから遠慮しなくていいのさ」
「誰かがのんだほうが飲みやすいかなって思って飲んだんだよ。 気遣いができる主人で嬉しいだろコンニャロ」
ベリアルはエリメの頭を撫でた。
「生きるための処世術は姫さんたちから学ぶんだよ? 魔王さんはきっと気遣いの術しか知らないからね。 君の将来気遣いだけのもんになっちゃう」
「まずは気遣いから処世術は始まるだろ機械脳!! もういいよ! 無くなったから! はよ茶をだせよ!」
そう海斗が怒鳴ったら、ベリアルはアンドロイドを呼んだ。
コップをそいつに差し出しな、と言われた海斗はコップを差し出すと、アンドロイドはコップの上でガニ股になって股間から茶をちょろちょろと出し始めた。 満タンにすると、アンドロイドは一礼して部屋を出ていった。
海斗はコップをテーブルに置いた。
「もう飲まない」
「なんでさ」
「位置が問題だろボケ製作者ァッ!! お茶の色と出てくる位置が絶妙に不快なんだよ!! 毎朝トイレで見てる光景がありありと浮かぶ記憶を添えられてる至極の逸品になってんだよ!!
普通に手から出しゃいいだろ!」
「上半身は防衛用のコンテンツを盛っちゃってるからさ、残すは下半身でさ。 で、液体出すって考えたらさ。 股間さ」
「急須に入れさせてこいや」
海斗はエリメに顔を近づかせた。
「いいかエリメ、こいつだけは信用しちゃいけねぇぞ? まず遠慮の処世術を俺から学ぶんだ。 幸運にもお前は遠慮の塊をもうマスターしてる。 だから俺をまず、信じて、成長していくんだ」
*
さっきは喉に迷惑をかけまくっているように書いたビタミン剤なのですが、飲み始めてからからの疲れがあまりたまらず、なおかつすぐに取れるようになったんですよ。
よきですね。 こうして身体に良いことを知り、どんどんと取り入れていきたいものです。
身体が資本。 大事ですね。
みなさんもお身体を壊さぬよう。 では来週までキバイバイ。




