近況報告95
お久しぶりです、キバごんやで。
さっそくやけけれども、ほぼほぼできてないで。 創作の時間なんてとれやしねぇ。 お仕事ってこんなに大変なんやね......。
とくにイラストが描けない。 pixivにあげる版権モノの絵を描こうとしたら、自分モノのイラストが描けねぇ。 どうにかして、小説、版権モノ、自分モノのトライアングル創作をしようとおもったら何か1つがおろそかになってしまいます。 版権モノを捨てるしかないかな......。 もっと回転速くできるように、スキルをみがかなくちゃいけませんね。
いきなりになるのですが、みなさんは、継続しようと思っていたことを、途中でなげだしてしまったモノはありませんか?
僕はありますよ。 サッカー、野球、数多くのゲーム......三日坊主の権化でございます。
しかし、どんな状況にあっても、最後まで手放さないモノもあるんです。 それが創作でございます。
大学で忙しくても、この仕事まみれのときでも、「もういいや」とはなりません。 極めてあきっぽい時代である、小、中、高のときもずっとイラストを描いていましたね。
やっぱり僕は創作が好きなんだなぁ。 ─キバごん─
この能力を使って、社会のできるような活動ができればいいんですけどね。
では、改稿文ちょい見せのコーナーです。 どぞ。
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しばらくバルは、扉から視線をはずせなかった。 ぎこちなく丸椅子に座った。
「どうしたの? 気になるの?」
ラーファの声が聞こえた。
ふりむくとエリメがテレビの映像を見つめていた。 煙が上がり続けるモールの映像が、いまだ流れている。
「あの人、お強いのですか」
するとエリメが口を開いた。 初めて声を聞いて、バルは眉をあげた。 いままで一切喋らず、あまり目も合わせてこなかったのに、いまは影を孕んだ目でこちらを見ている。
その質問の意図はなんだろうか。 いやもちろん危険極まりないところにいくのだから、バケモノと戦っても無事帰ってこられるのかを問うているのだろうが。 どうも、エリメの目を見ていると、それだけではないような気がした。
バルは、顔から疑問に思う色を隠しきれずに、
「とても強い人だとは思いますが……」
そう言った。
エリメはバルからテレビへと視線をやった。
「あのお肉さん達より強いの?」
「お肉さん?」
バルは眉をひそめた。
お肉さんとは、バケモノのことだろうか。 彼らをお肉さんと呼ぶということは、一度見たことがあるのだろうか。
エリメはそう言ってから口を閉ざした。
バルは考えた。 このモール以外に、お肉さんと呼ばれるだけの何かがおこした事件があったか。 報道もされ、人々の記憶に残るような、そんな事件が。
バルは、エリメの顔を見ながらうんうんと記憶で過去を歩いてみたが、結局でてくることはなかった。
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お次の改稿は今週の土曜の夜にできれば、と思っとります。
じゃあ、創作の回転をあげるために、今回はおはやめに退出させていただきます。 それでは、キバイバイ。




