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キバごん 近況報告  作者: キバごん
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近況報告82

挿絵(By みてみん)


 なぜ、月がこの惑星の周りをまわっているか、知っているかい?

 それはね、彼のいとしい恋人を探しているからなんだ。

 月がここに来たのは理由がある。 彼にそっくりな、されどもとっても小さな星の恋人が、「美しい星を旅してみたい」と言い出したから。 そしてこの地球という惑星を知っていた彼は、恋人とともにここへ来た。

 けど、よくないことが起こっちゃった。 恋人ちゃんは好奇心旺盛で、遭難しちゃったんだ。

 だから、恋人を探すため、彼はいまも地球を回ってるってわけ。


 私たち一族は、そんな恋人お月ちゃんの居場所を知ってるんだ。 一族の役目は、お月ちゃんの安全を見守ってあげること。

 じゃあ、居場所を知ってるのになんで教えてあげないのかって? 人間の言葉がわかれば、あっちも苦労しないだろうにね。 それに彼は目が悪いようだ。 ここだよーって夜空に向けてライトを振ってみても見向きもしない。


 お月ちゃんの居場所? 洞窟の中さ。 足を滑らせちゃったのかな、ある洞窟の一番深いところで泣いてるのさ。

 夜空の月も、太陽の力を借りて、顔を半分にしてみたり、もっと細くなってみたり、いろんな変顔をして、「自分はここにいるよ」って伝えようとしてるのに、それは一度もお月ちゃんに見られたことはないのさ。


 彼女はずっと泣いていて、言葉をかけてやることもできない。 彼女は彼と違って、自分の発光することができる……その身体が流体のような砂となって、洞窟から水だけが侵入できるところへ流れていっているんだ。 すっごい綺麗だよ。 悲しいけれど。


 いつ2人は会うことができるんだろうね。




 一週間ぶり、キバごんです。


挿絵(By みてみん)


 いつもは書かない感じで初めてみました。

 やっと完成いたしました、あのイラスト。 良き感じです、あのイラスト。 月を描くのが最近すごく楽しくてですね、ついつい2枚連続で月を描いてしまいました。

 ただ、そこで学ぶことも多かったです。 点描というえがき方は、影の濃淡を作る上でとても重要だということ。 僕が描きたい作風では必須技術だと思いました。 線だけでは表せない詳細な部分を描くことになるので、時間はかかりますが、そのぶん綺麗に仕上がってくれます。


 いやぁいいですね......ほんとに時間はかかりますが。 しかしそれも楽しみでもあります。 綺麗な仕上がりを想像するだけで胸がはずむってもんですよ。


 あと.....すみません、改稿、本日いたしました。 結局先週に改稿すること願わず、今日になってしまいました。 そして活動報告では、「土曜日に改稿します」でおわっており、月曜日に開講すると言う報告を書けてませんでした。 重ねて謝罪します。 申し訳ございませんでした。

 そして、まだイラストも描けていない始末......それは明日の夜11時にあげたいと思います......すみません......。


 ただ今回の改稿でも学ぶことが多く、良き経験値になったと思います。

 三人称と一人称の割合をどうしたら読みやすくなるのか。 そして自分がスラスラと、ストレスを感じることなく書けるのか。 前者はもちろん大事ですが、後者もかなり重要です。 自分にとっても、読者さんにとっても。


 今週もがんばります......いま、かなり創作活動が楽しくなっておりますので!

 

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