近況報告80
みなさん一週間ぶりです、キバごんですよ。
そろそろ春が本格的に見えてきた時期でしょうか。 僕の周りの気温は、あがったりさがったりを繰り返しているように思います。
こういうときに体調を崩してしまいがちになってしまいます。 ただいま病気にとても関心が向かっている世の中、より一層予防には気をかけておきましょうね。 僕は潔癖症にでもなるのかっていうほど手洗いをしていますね。 そのせいで荒れてしまい、手の甲の指の関節部分にちいさなぱっくり傷がたくさんできました。
怪我の予防はしていなかったキバごん、もっと視野を広く持って。
そしてみなさま、やっとあのイラストが完成いたしました。
三週間ぐらいずっと描いていましたね。 いままでで一番時間がかかったイラストだと思います。 それではご覧ください、これです。
今日は満月で、星も綺麗にでています。 それを家の窓から見るだけじゃあもったいないと、1人の男の子が、パンを片手に、森の中へと向かうわけです。
崖と崖のあいだにある、ながく伸びた木の幹を腰掛けにして、彼は月を見上げてパンを頬張ります。 少し危険な場所ですが、それにみあった絶景が、夜空に浮かんでいるだけでどうでもよくなるのでした。
......まぁ、時間をかければ、必ず良いものになるか、と言われればそうではありません。 その代表例みたいなイラストですね。
黒を多くし、白い満月をひきたたせたかったのですが、中々うまくはいきません。 崖の地層を、カラフルな感じに描きすぎてしまいました。 それが大きな反省点。
そして奥にある夜空と、木の葉を描き分けることができなかったところでしょうか。
ていうかほぼ全てですね。 もっと勉強します。
そして、次の改稿文ちょい見せです。 どぞ。
*
雨が降り始めて、数日が経った。
「雨……今日で何日目だ」
海斗は書類の束を持って、椅子を回し、窓の外を眺めた。 しとしとと、降り方は、いまは弱くなっているようだった。
近くに座るバルは、ちょっと天井を見あげて
「5日目ですかねー」
と再び本を読み始めた。
「あ、そー。 じめじめじめじめ、イヤらしい雨だねー。 優しい太陽さんが顔を出してくれるのはいったいいつになるのやら。
バル様も優しいお姫様になるため、これ封筒にお詰めになってくださいまするか? もうほとんどできましたんで〜」
海斗は持っていた書類と一緒に茶封筒を、雑に置いた。 昼にもなっていないのに、もう3分の2ほどができており、海斗自身は、自分の成長ぶりを強く感じられ、仕事の手がますます進むような気がしていた。
バルは、普段といつもながら、どこか楽しさや自信が見え隠れする海斗の顔をチラと見て、書類と封筒をつかみ取った。
海斗が魔王になってからしばらく経ち、初期の頃のような多忙さはなくなった。 それが彼の心にも余裕を生ませているのだろう。
ただ、よかったと、手をあげて喜ぶことは、なんだかできなかった。
封筒に書類を滑らせたバルは、窓を見た。 雨が、なんども現れては消えていた。 しばしば窓に当たって、正方形に割る窓枠に当たり、吸い込まれるように消えたりもしていた。
5日間だ、これが。 降り始めて今日が2日目、ならまぁよくあることだが、梅雨でもないのにここまで降られると、さすがに気が塞ぎがちになってしまうというものだ。
*
んー......短く、わかりやすくしようとしたら、なんかこう......のっぺりとした文になりますね。
なんだか、起伏がないというか、おもしろみがないというか。
しかし、結構良いスピードで書けているので、なんとか今週中にはあげたい所存。 心意気としては、今週の半ばくらいにはあげたいです。
......がんばります。




