表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キバごん 近況報告  作者: キバごん
12/111

近況報告30

 どうもキバごんです。


挿絵(By みてみん)


 ごめんなさい。 日曜日に改稿をあげることができませんでした。 なんとなくみなさんも察せていたでしょうが、やっぱりです。 やっぱりあげることができませんでしたよ。

 本当に頭悪いですね、キバごん。 何度しくじっても学ばないんですもん。

 しかし絵はこうやってゾロゾロ描くんですね。


挿絵(By みてみん)


 時間を気にしないで描いた絵ですね。 いつもこのくらいのクオリティで描けや、という感じですね。 次以降、そうします、がんばります。

 じゃああれですね、一応文章はある程度書けているので、少しだけ見ていただけますかね? こんな感じです、お願いします。



 ラーファは眠れずに、愛用のピンクの枕をだいて、真っ暗な廊下をさまよい歩いていた。 昼間には誰かと会うために、遊ぶために歩き回る廊下でも、深夜ではそうはいかない。 涙目になってしまうくらい、ラーファにとって今の廊下は邪悪な存在すぎている。

 誰かに合わないかな……。

 さっさとこの悩みを誰かに打ち明けたかった……ただ、エレイナは一日の食堂管理で疲れているだろうし、アイナなどの騎士団も鍛錬での疲労があったり、深夜の見回りで忙しいだろうから会いに行きづらい。 結局行けば、みんな優しいから相手してくれるのはどこかわかっていたが、それでも、行きづらいという気持ちは変わらず、とぼとぼと心細く歩いていた。


 と、廊下を曲がった瞬間になにか柔らかいものがおでこに当たった。 少しだけのけぞって、すぐに誰かに当たったとわかって、いけないと思い、ごめんなさいと頭を下げた。


「あぁいや、こっちもすまねェラーファ」


 声を聞いた途端、ラーファは相手の顔を見上げた。


「つか……なんでこんなところにいんだ?」


 きょとんと自分を見つめてくる海斗が、救世主のようなものに見えてしまった。


「ま、魔王様も、なんでこんなとこに……?」


「んー? 俺ァちょっと寝付けなくてよ、散歩からちょうど戻ってきたとこ」


 海斗はラーファと視線を合わせた。


「……眠くなりましたか?」


 どこか後ろめたそうに訪ねてくるラーファに、海斗は首を振った。


「いんや、ますます目が冴えちまった」


「じゃ、じゃあ……一緒に寝てくれませんか……?」


 ラーファはもっと後ろめたくして、上目遣いで頼んだ。 海斗は一瞬だけ考えたが、すぐに、自分と同じことで悩んでいると察して、頷いた。


「おぉ。 ほんじゃま、いくか」


 ズボンのポケットに手を突っ込んで歩き始めた海斗に、ラーファは小走りでついていった。 とことこ健気そうについていくラーファの顔には、もう不安そうな色はなく、ただ、ほんの少しだけ申し訳ないような、でもよかったというような色が、代わりに塗られていた。

 すぐあった廊下の角を曲がった時、海斗は口を開いた。


「早く寝られるといいなァ……」


 そしてすぐに、足を止めた。

 なんで……止まったんだろう。

 海斗の顔を見つめながら横に並んだラーファは、廊下の壁側を見る海斗の視線をたどっていった。 すると驚いた。


「こいつみたいに」


 壁に掛けられた色とりどりの花畑の絵画━━━━その前に、立って眠るベルフェの姿があったからだ。



 はい、以上です。 いかがでしたでしょうか。

 これをあげる日なんですが......今週の木曜日まで待っていただけませんでしょうか......? 申し訳ございません、もう少し早くしたいんですが、私用が大家族の買い物袋のごとく詰め込まれていてですね......。

 いやマジで言い訳オンリー。 そんな人生でいいのか? キバごん。 今まで自分を変えようとしてきただろうに。


 がんばれキバごん!


......がんばれといえば、がんばれゴエモンって知ってます? やったことある人ならわかると思うんですけど、あれ面白いですよね。 絶対僕の小説よりもおもしろいですよあれ。 じゃあ僕それやってきますね。

 言い訳なんてなんのその〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!



 waraenai。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ