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アラサー社員加藤満  作者: 桜川葵
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独身卒業物語

 突然ですが、私は加藤満⦅29歳独身処女⦆丸の内にある化粧品会社の商品開発部の研究員です。22歳で地方私立大学の理工学部を卒業して今の会社に入りました。給料はそれほど高くないですが一人で生きていくのには困ってないので一人でも良かったのですが、2年前の商品開発部は独身も多く、20代は10人でしたが今は私以外の全員が結婚しています。寿退社や育休で退社していき今現在残っている20代は私と育休終わりの同期の長谷川薫⦅旧姓斉藤薫⦆同じ29歳だが、いかにも幸せオーラが満ち溢れているそんな薫さんを見て私も結婚しようかなとはちょっと思っていたが相手は急に見つかるはずもなく普通に暮らしていましたが、ある時用があって総務部に行くとそこには40代以上のお局さんしかいなくあることを思い出した。       そうこの我が社の総務部は行き遅れ女の最終異動先として有名なのだもちろん行き遅れだから彼氏・旦那もいるわけなく毎日男の愚痴を言っているだけだった。そのすさまじい光景を見て私は、一気に15年後は私もここにいくかもしれないという恐怖感を覚えた。そして私は同じ部署の薫に話を聞いたそしたら薫は「私は婚活サイトには登録とかせずに社内恋愛で結婚したけど」と言われ私は思い出したそう薫さんは我が社の2トップイケメンの営業部のワイルド系イケメンこと長谷川隼人さん⦅32歳⦆と結婚したんだった後の一人も同じ営業部の可愛い系イケメンこと竹内健太郎さん⦅32歳⦆は独身の全女性会社員が狙っている 私は見向きもされないでしょうけど  

 だから私は社内恋愛なんて興味無かったので結婚相談所に登録しました。休日の度に婚活パーティーに参加しましたがどの人も40代の人ばかりでしたので話が噛み合わずついに解約 

 結婚できないのかなと思いながら会社に向かうと入口にあの2トップイケメンのひとり竹内健太郎さんが立っていた私はずっと健太郎さんを見ながら歩いていたら急に目の前に健太郎さんが現れて私を止めた、どうしたのか一瞬フリーズしてしまったがすると健太郎さんが持ち前の甘いマスクで私に「大丈夫ですか?」と聞いてきてので私は思わず「はい」とうなずいた。すると健太郎さんが「満さん看板にぶつかりそうになったから」と言い私は「ありがとうございます。」と言い深々とお辞儀をした健太郎さんは「これからは気を付けてね」と何とも可愛い笑顔で中に入っていったこの出来事で私はなんか心がモヤモヤした

 そして出勤してきた薫に朝の出来事を話したら薫は「満、超ラッキージャン!」と興奮気味に言いそしてその後なんとなく心がモヤモヤしたことを言ったら、薫は異常なほど興奮して大声で「満!それは絶対恋だよ」と言われ、私はすごく驚いたそしたら薫は「これは絶対に告った方がいいよ!」そして「うちの旦那に話して健太郎さんのこと色々聞いてもらうよ!」めっちゃ盛り上がってしまっていた私は「そんなことしなくていいよ」と言ったが総務部のお局さんたちが脳裏をよぎった。そして即「薫!隼人さんにきいてみてね!お願い!」と言って薫は「オッケー旦那からひとつ残らず聞いてくるわ!」

 そして翌日 

 薫は出勤してきた私を女豹のようにつかまえ耳元で「昨日旦那に聞いたら健太郎さんがすきな食べ物は甘いもので特にケーキ類が好きみたいで趣味はガーデニング、学歴は慶應大学商学部卒4年生の時にミスター慶應に選ばれ可愛い笑顔で女を魅了しているという事です」それを聞き私は「えっ!いくらなんでもスッペク高すぎない?!」とめちゃくちゃ驚いたしかし薫はまた耳元で「満にはちょっと高嶺の花かもしれないけどさすが可愛いと言われるだけあってすきな食べ物ケーキで趣味ガーデニングとかヤバいくらい可愛いじゃん!」そういう話をしていたら健太郎さんが廊下を歩いていた薫は、勢いよく私を廊下に突き飛ばし健太郎さんの前に立たされた私は何とか声を出し「おはようございます」といったら健太郎さんはまた可愛い笑顔で「おはよう満さん」と言い営業部に入っていったその姿を見ていたら急に背中のあたりに寒気がした後ろを振り向くと経理部の佐藤敏江さん⦅29歳独身⦆が睨みつけていたそしたら敏江さんは「満さん随分健太郎さんと仲がいいのね言っとくけど私の旦那さんになる人は健太郎さんと決まっているのよ!あなたは隅でひっこんどいて」と廊下で高笑いをずっとしていてむかついた私は負けじと「あんたみたいなブスが何を言ってんだか鏡を一回見てみたら?」と言ったらかなり頭に来たらしく「覚えておいて」と一睨みして去って行った。薫のところへ戻ると薫が「どうしたの?」と聞いてきたので挨拶をしたというと薫は「満、また明日も前に行って挨拶をすれば急接近よ!!」けど経理部のあいつのことを話すと薫は驚き「えっ!あの経理部敏江さん目をつけられたの!注意しといてねあの女は人の男を狙い奪うのが趣味の魔女として有名なんだよ、私も旦那と付き合っていた時、一回狙われたけどひどいやり方で男を奪おうとしてくるからね!」その凄まじいしゃべりに圧倒されたがそんなに性格ブスだったとは知らずなんかむかついたので薫に「どうしたら撃退できる?」と聞いたら「私の時は目をつけられたらさっさと結婚に持ち込んであいつには人事部の上玉用意して気を引かせたわ満も良い男用意して気を引かせるしか術わないと思うわ前に広報部の人が目をつけられて嫌がらせメール一日何百通送られて支社に転勤したよ。狙われたならもう立ち向かうか男用意しないとね」私は戦うのは、嫌なので薫を通して長谷川さんに販売促進部の南俊さん⦅33歳⦆を紹介してもらい敏江のまえに現されたら急に媚をうりまくって去って行った敏江のために色々やり疲れたがそのまま仕事をやって昼休みになったが薫は長谷川さんと食べると言い一人でお昼を食べに行ったら外にはなんと丸の内でも超優良企業の丸の内中央銀行の中でも花形の第一法人営業部のトップ営業マンの相川浩太さんが歩いていた周りには女が周りに10人以上一緒にいて神々しい限りだったそしたら急にこちらを見て「ねえ君ぼくの好みの顔だなと言ってきて迫ってきた」そしたら急に目の前にだれかが現れ「俺が好きな女に手を出すんじゃねえよ」とびっくりして顔を見たらなんとあの健太郎さんだった「わかった」浩太さんは退散していった健太郎さんは「ごめんねこんな変な形で好きって言って」えっ「では改めて満さん前からずっと好きでした付き合って下さい」「ええーーーーーーーーーーーーーー」丸の内のど真ん中で私は叫んでしまった

 1年後

 私はそれから健太郎さんと付き合いだし一年目のクリスマスについにプロポーズされた私はついに独身を卒業し妊娠もして色々手伝ってくれる優しい旦那もいてとても幸せです!

                  end


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