表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
寝不身  作者: 尚文産商堂
5/31

第4話

ネロのような兵士は、寝不身(ねずみ)と呼ばれていた。

遺伝子の改良によって、常に眠らず、常に集中力を維持でき、そして、表向きは忠誠を誓わせることができた。

また、体力は尽きることなく、夜でも昼間のように見通すことができ、

だが、その裏にあるのは、研究所も知らない真実だった。


ある日の夜。

いつもと同じようにネロは見張りをしていた。

そこに、一人の怪しげな影が近寄ってくる。

「だれだっ」

腰に下げているホルスターから拳銃を抜き、その人に向ける。

すると、急に角度を変え、そのままこちらへ突進をしてきた。

「止まれっ」

言った瞬間、発砲する。

きゃぁという女の声とともに、その人はその場で足を滑らせたようにしてこけた。

発砲音を聞きつけ、誰かが走ってくる音がする。

それを聞きながらも、ネロはその人へ銃を向けつつも近寄る。

「だれだっ」

もう一度訪ねるが、彼女は、全く答えようとしなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ