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寝不身  作者: 尚文産商堂
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第1話

世界は大きく5つの勢力が入り乱れている。

1つは国。最大勢力である。

最高機関である軍を筆頭とし、行政権、立法権、果ては司法権まで。

その三権全てが1人の男の手に握られている。

国家大元帥であり、独裁者であるギガント・ルードルマンだ。


2つ目は軍。もっとも、ギガントの指揮下にある。

だが、軍閥と言うべき勢力が存在しており、地方はその軍閥に支配されている。

それゆえ、大勢力の一つと数えられるのだ。


3つ目は地方領主。地方の行政体の長だ。

これにもランク分けがされていて、世界規模の勢力に分類されるのは、最大の行政庁である、地方行政監督官だけである。

地方と言っているものの、実際にはギガントの恣意的運用によって行政が運営されている。

そのため、地方も中央も、区別はあるようでない。

それでも、地方は地方で、という名の下で、地方行政監督官が、それぞれの担当地域ごとに行政権を行使することと建前ではなっている。


4つ目は革命勢力。平たく言えば武装した反体制派だ。

反体制派も多数存在しているが、その全ては地下組織だ。

その最大勢力であり、多くの反体制派を束ねているのが、塚本機関と呼ばれる組織だ。

ミスターTとも呼ばれている謎多い人物、塚本左武郎に率いられている組織を指す。

ミスターTは、神出鬼没で、ある場所に居たと思ったら、翌日には何百キロと離れたところに出没する。

そんな人だ。


そして5つ目。国家研究所だ。

ギガントの指揮下にあるのではあるが、闇研究も数多く行っており、その全てを把握している人は、この世界に誰もいないと言われている。

闇研究というジャンルでひとくくりにしたが、幅広く行っているため、もはや研究所の中に研究所があるようなものだ。

それらの中央機関を保護しているのは、国軍の一つの部隊。

第36軍団第5歩兵連隊だ。

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