表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
寝不身  作者: 尚文産商堂
19/31

第18話

呼吸を整えて、それからネロは少女から銃口をそらす。

「これはいけない」

何がいけないのかは分からないが、独り言をネロが言うと、銃を撃ち始める。

連隊長は、もしかしたらそうなるかもしれないと思っていたようで、とっさに盾を取り出し、自身だけは安全を確保する。

ネロは、すぐ後ろで椅子に威張って座っていた研究所所長、続いて警備隊長、そして残り一発は撃たずに走りだす。

「助けるよ」

少女に駆け寄ったネロは、腰につけていたナイフを取り出し、少女の紐を切る。

「あなたはだれ?」

開放された安堵の声で、袋でくぐもりながらも、少女に答える。

「まだ分からない。でも、君を助けないと」

ネロは、それを確信していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ