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樹莉 side

人物紹介とその他いろいろ

 

中学2年生 女 少し弱いけど運動少女 珠洲(たます) 樹莉(じゅり)です。

これから読む人に「これから、読み終わるまでよろしくね。」

読み始める前に、いろいろな紹介をさせてもらうからよろしくね。

まず、私の友達を紹介します。

伊馬 圭介 男

薫  恭子 女

この二人は私の友達です。どちらも私の幼馴染で“腐れ縁”みたいな切っても切れない縁の仲なの。

どうしてそんな仲だと思っているか知りたいでしょ?それは…….

ちょっと違う話になっちゃうかもしれないけど、

小学校を卒業して、同じクラスの子とまた中学校で同じクラスになるなんてすごうめずらしいでしょ?

まさにその状態に私達は出会ったわけなの。しかも、幼稚園と保育園も同じだったの。びっくりでしょ。ね?そう思っても仕方ないと思わない?

話を戻して、担任の先生の名前は

射蛇(いた) 純介 男

下の名前は普通のありふれた名前なんだけど、苗字はあんまりいない名前だよね。

苗字のいたのたの蛇がヘビって読むから、私達のクラスでは射蛇先生の事を“へビ先生”って呼んでいるんだ。ほかの先生もつられてへび先生ってよんでいるみたい。




プロローグ

私の隣にはいつも圭介と恭子がいる、それが普通だっておもっていた…。

でも、それが普通じゃないって思わせてくれるのが圭介と恭子の2人なんだ。

3人でいればいつも楽しいって思ってた、それは違うって思わせてくれるのも2人だった。

じゃなきゃ私はこんなに悲しくもならないし辛くもならないはずだから…


第1章


 私達、(私と圭介と恭子のこと)はクラブ以外の時はいつも一緒だ、だから私は圭介のことをただの友達だと思っていた。

でも、最近違う気がしてきた、友達じゃない。親とかともちがう。何だかわからないけど、

ずっと一緒にいたい、そんな感じの想いなのだ。


第2章


ピピピピッ

目覚ましの音で私は目が覚めた。6:30分

今日もいつもと同じ1日が始まる。

私は朝食を食べると、ボストンバックを持って学校へとあるきはじめた。

雨だった。学校についたが、校庭はぬかるんでぐちゃぐちゃだった。

濡れるのは御免だ、私は足がぬかるみにはまらないように気を付けてあるいた。

でも、はまってころんだ。

せっかく洗った制服は洗う前よりも汚くなっちゃった。んなんてこと考えていたら、そこに、圭介が通りかかって手を差し出してくれた。

「お前何やってんだよ。てか、さっきの歩き方なんだよ?」

え?なに?よくわからなかったけれど、「ありがと」私は言った。

心当たりがないでもない、さっきの歩き方が泥棒みたいに見えたのかな?

その通りだった。

「さっきの歩き方、泥棒みたいだったぜ?みんな笑ってたのに気付かなかったのか?お前って抜けてるな~」っていいながら笑っていた。

でも、私はさっき圭介と触れたての事を思い出して上の空だった。

朝のホームルームの時にヘビ先生がなんか言ってたのは知ってるけど、その時も上の空だった。

だから、6時間目にみんなが別の場所に移動しているのを見てパニクった。

そしたら、また圭介がきて「ヘビがホームルームの時に言ってたじゃん、テストやるから移動してろよって、これだから樹莉はめがはなせないんだよね。」って教えてくれた。

そのおかげで、遅刻5分はまぬがれた。(ヘビ先生は5分遅刻すると、宿題を倍にするから、みんな怖がって5分遅刻することはない。)

でも、テストはさんざんな成績になったけど・・・(その後は、恐ろしいことが待っている。)

帰りの時間になった、いつもと同じように3人で帰ろうと思ってたら・・・・

「おーい、珠洲~追試受けろ~」束の間の喜びだった・・・・

あ゛~地獄だ~最悪だ~

圭介と恭子は笑って「しょうがないよ、樹莉がいけないんだから。」

わかってるよ、そんなこと言われなくても・・・でもね?でも、やだよー。

圭介と恭子は先に帰ってるって言って、帰っちゃった。

少しだけ恭子が、妬ましいって思った。

そのあと、1人残って追試をうけまた。話は変わるけど、夕方の学校って怖いよね?なんか幽霊がでそうなかんじがするんだもん。

テストがおわって、帰ろうとしたら校門に圭介がいた。

「恭子と帰ったんじゃなかったの?」喜びより先に疑問が口から出た。

「うん、そうだよ。それが?」

「それがじゃないでしょ!」本当は嬉しかった、でも照れ隠しでそう言っちゃった。

そう言う事ってよくあるよね?

恭子と圭介と私の3人で帰る事はよくあるけど、圭介と2人きりで歩くのははじめてだ。

「なんかさ~、3人で一緒に歩く事はよくあるのにさ~2人きりってはじめてだよね?」

「恭子とはよく一緒に歩くの?」

何気なく言った言葉、なのに胸がチクチクする。

圭介がいった。「じゃあこれからは、ずっと2人だけで歩こうか?」

そのときは、冗談だと思ってわらった。

でも、いえにかえって1人でいたら、さっきの圭介の言葉が頭に響いてきた。

圭介は、私の事が好きかな?なんて考えていた。

あとからうぬぼれにも程があると思い知らされた。


第3章

次の日は、晴れだった。

ご飯食べて、外に出たら恭子と圭介がまっていた。

制服は、予備の方を使っているなんせ昨日ぐちゃぐちゃになったんでね。

今日は、普通に過ごせそう。

なんていう思いもこなごなに、昼休みに男の先輩とぶつかって転んだひょうしにスカートが!そして、クマさんパンツがのぞくと思いきや、スパッツがあらわになった。

よかったなって、心から安堵したわ。ありゃぶったまげた~。

朝スパッツはいてきた事忘れてなければ、こんなに心配することもなかったと思うんだけどね。

その後、恭子と圭介と合流したら2人してくすくす笑ってたから、ムスッとしたら

2人ともさっきのスカート事件を見てたんだって。キャー恥ずかしい。

「気を付けなさいよ。」って2人に言われちゃった。

もう一度、スパッツに感謝しちゃった。

じゃなきゃ、圭介にクマさんパンツ見られちゃうところだったもん。

いくら親友だからといっても、男だからね。

(なんだか、思うんだけど私にはいつも何かしら起こる気がする・・・・どうしたことか)

まぁそんなことがあったけど、今日も無事に一日が終わった。

(無事じゃないっつーの)




第4章


今日はちょっと風邪をこじらせたので、学校は休んだ。

学校に行きたかったけど、しょうがないよね。

という事で、寝ていた。

今日も恭子と圭介は、2人で一緒に帰るのかな~なんて思ったら、また悔しくなった。

でも、まぁ別にいいんだけどね。

夕方になった、6:50だ、もうみんな下校の時間だ。

そう思った直後に、ピーンポーン~のびたチャイムが鳴り響いた。

恭子と圭介だろうと思って出てったら、ただのセールスマンだった。

またベッドに戻ってうつらうつらしていたら、またピ~ンポ~ンさっきよりものびた音がした。

今度こそ、と思って開けたら近所のおばちゃんだった。

なんでも、やさいを分けてくれるんだそうだ。

「ありがとうございます。」そういって、ドアを閉めた。

また、ベッドにもどって寝ていた。

ピ~~ンポ~~ン

さっきよりものびた音だった。

またどうせ、セールスマンだろうと思ってそのままでいたら・・・何回もなった。

しょうがないなあと、ドアを開けると圭介が立っていた。

ビックリした。胃がひっくり返るほどびっくりした。

「恭子は先に帰っちゃたよ。」圭介が言った。

もう、あの子ったら薄情ね。

30分位一緒にしゃべって、それから帰っていた。帰ったとたん寂しくなった。

どうしてだろう。


第5章


6:00

今日は、早く目が覚めちゃった。

昨日あんなにたくさん寝たから無理もないか。

風邪はもう治った、私は沢山風邪をひくけど直りは早いのよ!

今日は曇り、昨日は晴れだった気がする。

曇りの日は一番嫌いだ、気が重くなるから。

(こういう日は必ず悪いことが起こるんだよね、)

て言う事もなく、今日は普通だった。

スカートがめくれることもなかったし、テストもなかったし、

ぐちゃぐちゃの校庭で転ぶこともなかった。まぁ、いい日だったと言ってもいいと思う。

でも、悪いことがない日なんてありえない。

必ず悪いことがおこるんだよね。(どうか今日は何もなりませんように・・・・)

今日は金曜日。そしてもう下校の時間。

恭子は用事があるからって先に帰っちゃったんだって。

そういう事だからって圭介は言って腕ひっぱってもう帰ろうとしているの。

圭介と一緒に帰れるのは嬉しいけど、恭子が隣にいないのはさみしい…

悪いことは、その途中でおこった。

私と圭介の帰り道はちょっと長いんだけれど

真ん中より家に近いところで突然圭介が口を開いた。

「俺、恭子に告白したいんだけどよ、お前だったらどうゆう風にしてもらいたいか?」

学校でてから何にも言わないと思ったらいきなりこれだった。ショックだった。

しばらく口がきけなかった。

私は涙がこぼれないように、一生懸命こらえた。そして、震える声で

「私だったら、うしろから肩を抱かれて“好きだよ”って優しく言ってもらいたいな。」

涙がこらえられたのはそこまでだった。

いたたまれなくて、かなしくて、なんか自分が自分じゃなくなったみたいで、涙が流れて私はそこをはしり去った。

家に帰って、すぐにベットに入った。何で涙が出るのか分からなくて、でもそれでも涙があとからあとからでてきた。

やっぱり、圭介は恭子が好きだったんだって思ってはっとした。

そうか私は圭介が好きだったんだって、やっと気がついた。

いろいろな事を考えた。恭子の行動とか、圭介の行動とかその後の事とか。

でも、ほとんど私はベッドの中で泣いていた。

突然私はおもいだした。今日が13日の金曜日だったっということを。


第6章


6:00だ、でもたくさん泣いた私はできれば起きたくなかったし

学校にいくのも嫌だった。

でも、ぼーっとする頭をおもいっきりはたいてがっばと起きた。

ぶーすか言いながらご飯食べて、鏡の前に立ったら目が真っ赤にはれていた。

冷たい水で顔を洗ったら少し治まったみたいだったけど、やっぱり目ははれていた。

制服を着て外に出た、誰もいなかった。

いつも、普通だったことがいきなり変わると人間はパニック状態に陥るらしい。

私もほぼそうゆう状態にちかい症状になった。

はんとだったら横に圭介と恭子がいるはずなのになって思いながら暗い気持ちで登校した。

いつも3人でお喋りしてたから気付かなかったけど、

ほとんどの人がカップルで楽しそうにしているように私には見えた。

なんだか、自分だけが置いて行かれたような感じがした。淋しかった。

当然ながら圭介と恭子の席は変わらなかった。

だけど、席は前と変わらずに近かったけど一瞬で遠くなった気がした。

恭子は、いつもと変わらないようだったけど心なしか少し暗い気がした。

帰りは一人でとぼとぼとかえった。


第7章


今日は晴れ。なのに暗いと思った曇りだった。憂鬱だったけど、休むわけにもいかないから起きた。

目もちゃんと元に戻っていたし、2人が一緒にいないっていう事実もりかいできたから、今日はあまりおどろかないで登校することができた。それでもやっぱり悲しかったけれどね。

私は学校に着いてからも2人には必要なことしかしゃべらなかった。2人の邪魔はしたくなかったからっていう理由もあるけど、話しかけたら自分が傷ついてしまいそうだったから。

私は自分を守るために2人の事はあまりみないようにしている。現実を向けとめるのが難しそうだったから。


圭介と恭子の関係をしてしまってから3週間ほどたった。

私はあいかわらず、一人ぼっちでいる。

でも不思議なのは2人の関係が全然変わっていないという事。

もう手を繋いで歩いていたって別におかしくないはずだし、一緒に登校していてもおかしくないと私は思うのだけど…

(ほかの人の話によると、最近2人は一緒にいるわけではないようなのだ。むしろつんけんしているような感じ?)

本当は恭子に圭介と付き合ってるの?って聞きたいのだけれど。

どうしても聞けない、1つ目の理由はさっきも言ったよね?2つ目の理由もさっきのと似ているんだけど、嘘であってほしいから。ずっと2人の圭介でいてもらいたいから。


第8章


今日もいつもと同じ意味のない一日が始まった。

遊びだってなんだって恭子と圭介がいなくちゃ楽しくもなんともない。

そのかわり、勉強には気が入って成績もだいぶ良くなったけど。

昼食も一人で食べて、昼休みは教室で本を読んで、

放課後は一人で帰ってと言うワンパターンの毎日だった。

今日もそういう一日を過ごさなきゃいけないと思うと少々憂鬱になる。

いつもが楽しかったのは2人がいたおかげだったんだな~って今頃気がついた。

でもいつまでもそんなこと言ってても始まらないよね。

ハーあぁ私も早いとこ友達見つけなきゃな~。

そんなことを考えていたらもう放課後だった。

もうかえろ、学校にいても楽しくないし。そう思って1人で歩いてた。

ボーっとして歩いていたら突然、目隠しされた。

「ぎゃあああ~~」誰の声かと思ったら自分の声だった。

びっくりしたのと痴漢かなんかと思ったのが混ざり合って叫び声が出たのだろう。

「うっるせー」

懐かしい声がきこえた、びっくりして振り向いたら圭介がいたのだった。

いつもだったら素直に喜べたかもしれないのに、なぜか喜べないほんとは嬉しいはずなのに

「送ってくよ。」圭介はいつもどおりの声で言った。

「ありがと」わたしは言った

帰り道を夕焼けが照らした。きれいだと思って立ち止まって眺めていたら、何だかわからないけど悲しくなって涙が出そうになった。

そうしたら圭介が後ろから肩を抱いて「樹莉すきだよ」

え?一瞬何が何だかわからなくなった。圭介は私の事が好きだっていた?

ふりむいた。そこには微笑んだ圭介がいた。

その瞬間押し込めていた涙が一気にあふれだした。圭介の胸に飛びこんで泣きじゃくった。

圭介は優しく背中をなでてくれた。

いつまでもこのままでいたい。痛切にそう思った。私は世界一幸せだってそう思えた。


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