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31話 大切な話は忘れちゃいけません

作り話も一緒に混ぜるから変な所が無ければいいけど...ボロを出さないように気を付けなきゃね...。


「私は記憶を失って森の中に倒れていました、最初は戸惑い何故ここにいるのかとそう思いました」

「記憶を失っていたのか...今は思い出しているのか?こんな事を聞いてすまんな...」

「いえ...いまだ記憶は戻りませんし私が何者だったのかすらわかりません、少し遡りますが途中でミリスに会いました。」

「そうか...ミリスはミラにお(とも)しているのか?それが気になってな」

「そんな感じですね...ミリスには森の中で彷徨っている時に出会ったのですがミリスも記憶を失っていました...」

「そうだったのね...何も知らずにごめんなさい」

「サリーさんが謝る事じゃないですよ」

「それでも...知ってたらこんな事...」

「私もごめんなさい...」

「謝らないでください!私は大丈夫ですから...ね?」


謝らないでと言っても何故か謝るのをやめてくれませんでした...泣きますよ?って言ったら謝るのをやめてくれました...


「それと私は王族とかそんな者では無いので、そもそも私がそうだとしたら捜索とかされていると思うんですよ?」

「確かにそれもそうだな...今の所どこかの姫君が行方不明になったなどと話は聞かぬしな...まぁあったとしても出回らないだろうな」

「私も聞いた事ないし...色んな所に行ったけどそんな話は聞かなかったわ」

「知っていたのもたまたまです!」

「はぁ...そう言う事にしておこう、だが色々調べてみるがいいか?」

「いいですよ...調べてわかる事があったらいいですけど」


そもそも調べても何もわからないと思うけどね...この体はルゥミナス様が創ったからね?それに本当に記憶は無いからね...。後で教会に行ってお祈りしてみようかな...もしかすると女神様に会えるかもだし。


「この事は他言無用で頼む、それにミラは今まで通りに生活してて構わんからな」

「何かあったら私達がサポートするから安心して?」

「ありがとうございます...」

「ミラ様はミリスが守るのですよ!えっへん!」

「ずっと喋らなかったけどやっと喋ったな」

「ミリスはあまりわからないのです」

「そ...そうか?まぁいいでは解散とする!」


解散した後は私とミリスはそのまま教会に行きましたが他の人達はまだ少し話したい事があるとかで残っていました...なんの話しがあるんだろ?と思いましたが私には関係ないと思ったのでギルドを出ました。


「ふぅ...ちょっと疲れたわね」

「ミラ様大丈夫なのです?」

「大丈夫よ...今から教会に行くけど平気?」

「平気なのです!」


ミリスと手を繋ぎ教会に向かいました。女神様に会えたら色々聞きたい事があるからね...。それと女神の加護の事聞かれなくてよかった...。でもそろそろこの街から去ろうかな。


「あら2人ともお疲れ様、お祈りかしら?」

「サラさんこんにちは、お祈りに来ました」

「ミリスもなのです」

「ゆっくりお祈りしていっていいからね」

「ありがとうございます」


私はいつも通り女神様の像にお祈りをしました...すると少しづつ意識が薄れるのを感じました。知っている気配が現れたので目を開けるとアイリス様がいました。


「ミラ数時間ぶりかしら?」

「こっちはそのくらいしか経ってないんですね」

「そうね、それよりなんだか少し暗い顔しているわよ?」

「そうですか?...ちょっと大変な事があったので...」

「何があったのか聞いてもいい?女神だけどいつでも見ている訳じゃないからね」

「実は......」


私は何があったのか何が起こったのかを全て話した。アイリス様は私が話し終わるまで話す事はしませんでした。


「なるほどね...ルゥミナスお姉様にルルティカお姉様にも会ったのね?今から呼んでみるから待ってて」

「呼べるんですか?!」

「来てくれるかはわからないけどミラが来ているって言えば来るはずよ」

「私が居ると来てくれるんですか...」


アイリス様が目を閉じると光の柱が2つその場に現れました。


「アイリスが私を呼ぶなんて珍しいわね?」

「私も呼ばれたわ」

「お姉様達を呼んだのはミラの事で呼びました」

「あ、さっきぶりね?誰か断罪したいの?」

「いえ!そういう訳では無いです」


断罪したい人とか居ませんからね!?まだ居ませんから!


「ミラちゃんやっほーどうしたの?」

「ルゥミナス様...私の体の事について聞きたいのですけど、何故か王族とか言われているんです」

「ルゥミナスお姉様何か知っている?」

「あー...実はミラちゃんにはモデルがいるのよ、昔滅んだ国のお姫様の体をそのまま復元したのよね...」


それを聞いて私は驚きました...けど当たって欲しくない勘が当たってしまったとも思いました。


「えっと..それじゃこの体には前の持ち主がいたのですね...」

「そうなるかな?でも安心して今のミラちゃんとは何の関係もないから...ね?」

「そうですけど...私の事を知っている国とかって無いんですか?あ、元の体の持ち主の事ですが」

「それはあるとは思うけど髪色とか変わっているし20年経っているのにそのままの姿っていうのも人じゃおかしいでしょ?まぁ例外はあるけどね?」

「確かに...それなら心配いらないかも...?ん?今例外って...」

「ルゥミナスお姉様お仕事適当にしましたね!嫌われても知りませんよ?」

「そうよ?ルゥ姉は適当すぎる...」

「ご...ごめんなさい」


女神様が怒られて謝ってるの見るの新鮮ですね...。


「心の声は聞こえているからね?」

「す、すみません...」

「まぁいいさ、ルゥ姉が悪いんだし。それと私は個人的にミラに加護を与えたい」

「いやいや...ルルティカ様それはダメじゃないですか?」

「別にいいでしょ減るものでも無いし...」

「ほかの女神様はどうなんですか?何か言ってくださいよ!」

「いやー...ルルティカにはそういう面では勝てないから...好きにして」

「私もルルティカお姉様には色々勝てないので何も言えません...」

「そんなぁ...」

「それじゃミラに断罪の加護を与えます...貴女であれば悪用する事は無いでしょうし。それとこのスキルも渡しておきます。スキル〘断罪執行(ジャッジメント)〙」


私なんでこんなに信用されているんだろ...裏切っちゃう可能性もあるのに...それに私が断罪していいものなの?


「色々考えているようですがミラなら大丈夫でしょう...それにこれは必要になるはずだからね」

「えっ?それってどういう事ですか?」

「あれ?ルゥ姉から聞いてない?ルナ姉がルゥ姉に伝えたって言ってたけど」

「いや...あの時話したはずだったんだけどなぁ...あはは」

「今嘘をついたわね...?私の前で...」

「これは...その...時間が無くて...ごめんなさい!」

「あのアイリス様...ルルティカ様はかなり怖い方なのですか?」

「そうですね...嘘をつけば後でお仕置が...」


アイリス様の顔が少し青ざめている気もします...どれだけ怖いのでしょう...私も気をつけなきゃ...。


「それじゃ今ここでルナ姉言われた事を話して」


そう言うとルゥミナス様は話しました。


「はい...ミラに災厄が降りかかり貴女の命を狙う者が出てくるわ、そして勇者は貴女の敵となり刃を向けてくるだろう。その時は闇深き森(ダークフォレスト)に逃げなさい、そこは貴女以外入れない場所よ」

「とても重要な事じゃない?!これルナ姉知ったら怒るわよ?私は知りませんからね」

「これはルゥミナスお姉様が悪いですね...」

「その話もっと早く知りたかったです...」

「話せなかったのは謝るわ...ごめんなさい」

「悪気はなさそうなので私は許しますけど...闇深き森って何処なんですか?」


私がそう聞くと一瞬みんなが黙った、先に口を開いたのはルルティカ様でした。


「闇深き森は人間の立入る事の出来ない地の事よ、あそこは魔力の濃度が高くて並の人間や魔物は生きていけないの。でもミラは人であるけど魔女でもあるから生きられるのよ」

「理解しようとしてもよくわからない...魔女だとどうして入れるんですか?」

「簡単に説明すると魔女は人を超えた存在だからかな?だからミラはその中でも活動ができるのよ?因みにミリスも生きられるから安心して?それと場所なんだけど...数千年前に国が滅んだ場所にあるんだけど南のこの辺りね」


それを聞いてちょっとホットしました...ミリスを連れて行けなかったら私はたぶん行かないと思います。私一人が生きていても何も楽しくないしね。アイリス様が場所を地図で見せてくれたのでわかりましたがちゃんと覚えていられるか不安です。


「何となくわかりましたけどそこに1度行った方がいいですよね?」

「そうだね、ミラ達がちゃんとわかってないと意味が無いからね、それとミラを殺そうとする奴が居たら私がその前に始末してあげるわよ?」

「ルルティカ様の気持ちはありがたいですが出来るだけ自分でなんとかしてみます」

「強いわね...でも本当に困ったら私が授けた断罪の加護を使っていいからね」

「はい!それと断罪の加護ってどんな効果なんですか?」

「私の断罪と同じで相手の嘘を見破り断罪する事が出来るわ、それと貴女が使っている闇魔法も私が作ったものだから相性もいいはずよ?あと私があげたスキルも使ってね」

「なるほど...禁書にも書かれていたから...」


私が禁書の話を出すと何故か少し暗くなりました。私何かまずい事言っちゃったかなっと内心焦ります。


「違うわ、ミラちゃんは何も悪くないから安心して?禁書は人が勝手に作りだした物だけど女神達が人間に危機があった時に使うようにって与えた物なのよ」

「ルゥミナス様が与えたんですか?」

「まぁね?因みにミラも禁呪や禁術とか普通に創れるわよ?それに今のミラちゃんなら魔力ももっと底上げできるから長生きできるしね?」

「やっぱり魔力は寿命とかに繋がっているんですか?」

「アイリス話してないの?重要な事なのよ?」

「ルゥミナスお姉様すみません!話すのを忘れていました!」


ルゥミナス様はまったく...という顔をしながら『次は忘れちゃダメだよ』と言い私の方に向き直り魔力について話してくれました。

今回は色々な事が起きましたね?女神様の話を聞いて今後どうなるでしょうかね。内容は複雑になって来ましたが(汗


ミラはのんびり生活出来るのでしょうか?


誤字報告1件ありました、指摘ありがとうございます!多分これからも度々誤字るかもしれません。

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