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24話 闇魔法はとても恐ろしいものでした

私は早速創造魔法で闇魔法の魔導石を出しました、魔力はそんなに減っていませんね。寝る前にあの実を食べ続けているからでしょうか?


「少し怖いけど頑張らなきゃね...これが闇魔法なのね、確か...魂の略奪(ソウルハント)だったよね?これってどんなスキルなのかな...」


鑑定のモノクルでスキルを調べてみました。

〘魂の略奪〙生きている相手の魂を取り出し結晶化させる。取り出された体はその場に倒れ数分以内に魂を戻せば蘇る。


「かなり恐ろしいスキルね...モノクルが使えない時の為に鑑定のスキルも取っておこうかな?〘クリエイト〙鑑定の魔導石...これでよし」


一人で声に出していたので隣で寝ていたミリスが目を擦りながら起きました。


「ん...ミラ様どうしたのです?」

「起こしちゃったわね」

「ふわぁ...大丈夫なのです...ゴシゴシ」

「夢の中で女神様に会ってね、それでミリスの中の子の出し方を教えてもらったのよ」

「そうなのです!?やったーなのです」

「でもまだ移せる体がないから無理だけどね...」

「確かにそうなのです...ミラ様また新しい魔法覚えたのです?」

「よくわかったわね、闇魔法を覚えたのよ。でもこの事はあまり言いたくないわね」


闇魔法ってルゥミナス様が言うには一国を滅ぼせるくらい怖いって言ってたし...出来たら平和に過ごしたいから人前じゃ使わないようにしないとね。


「まだ朝早いしどうしようかしら」

「もう一眠りするです?」

「そしたら起きれなさそうね...さっき覚えた闇魔法で他に何があるか見てみようかな」

「はいなのです、ミリスはあと少し眠っているのです...」


ベッドの中で寝息をたててます...まだ眠いものね。私はスキルの確認ね...どんなスキルがあるんだろ?


闇魔法

闇弾(ダークバレット)〙〘魂の共有(ソウルリンク)〙〘魂の略奪(ソウルハント)〙〘闇召喚(ダークサモン)〙〘暗黒(ダークネス)〙〘魔力強奪(マナドレイン)〙......。


「色々ありすぎて頭痛くなってきそう...1度見るのやめよ。人気(ひとけ)のないところで使ってみないと何とも言えないわね」

「試すとしたらあの森しかないわよね、あと少ししたらその森に行って試そうかな」


私は寝ているミリスの髪を撫でるとくすぐったそうにしていました、とても可愛らしくて私の大切な家族。だから何があっても優先して守るから...。


「可愛い寝顔ね、次どこか行くなら調べてから行きたいわね」

「ふわぁ...ミラ様おはようなのです...」

「もう寝なくていいの?」

「もう平気なのです」

「そっか、私森に行こうと思っているけどミリスも行く?」

「お供するのです!」

「一緒に行きましょうね」


準備を済ませ出発です!朝ご飯は後で食べる事にしました、森の中で食べればいよね?

私達は宿を出て森に向かいました。途中門番さんに出会いましたが『気を付けて行ってくるんだぞ』と言われちゃいました。


「門番さんいつ寝てるのです?」

「さぁ...多分交代しているんじゃないかしら?」

「門番さんも休んで欲しいのです」

「そうねぇ...でも魔物が来たら知らせなきゃ行けないから大変よね」


そんな話をしながら私達は森の奥に入っていきました。まだちょっと薄暗いので気を付けながら進んで行きます。


「近くに魔力の反応があるわね...」

「確かにあるのです」

「魔物なら倒すわね」

「はいです!」

「あれは...人?」

「違うのです、スライムみたいなのですよ」

「なるほど...人型スライムなのね...初めて見たわ」


人型スライムはこちらに気が付くと近付いてきた、口から何か吐き出されたので避けました...地面がジュゥと音で溶けたのがわかります。強酸かな?当たったらかなりマズイわね。


「ミリスは少し下がってて試したい魔法があるから」

「はいなのです!気を付けるのですよ?」

「心配ありがとう...行くよ〘魂の略奪(ソウルハント)〙!」


人型スライムの魂を抜き取り手元で結晶化した、人型スライムの動きが止まりその場に力無く倒れた。


「これ本当にミリスに使って平気なのかしら...」

「それが新しい魔法なのです?すごいけど怖いのです」

「そうよね...魂の結晶は消えるのかも確認しておかないとね」

「ミラ様あの人型スライムどうなったのです?」

「たぶん死んでいるわ...魂が抜けてるからね」

「なるほどなのです...回収するですか?」

「ちょっと待ってね、この魔法の効果が完全に切れたらお願い」

「わかったのです」


5分後人型スライムの魂が砕け散り青色だった体が少し暗い色になった。


「なるほど...5分過ぎると魂が壊れて体が死んでしまうのね、なら初めから魂だけの者は例外になるのかしら?」

「ミリスにはわからないのです...」

「そうよね、スライムの回収手伝ってくれる?」

「手伝うのです!」

「大きさは大人くらいだけど意外と軽いのね...でも感触はもちもちしててなんか変な気持ちね...」


マジックバッグに入れ終わりちょっと一休み、そこで私はミリスの言葉使いに違和感を感じました...。ミリスって初めの時ってあんな喋り方してなかったような?


「ミラ様どうしたのです?」

「ミリスは喋り方変えたの?初めて会った時と変わってる事に今気が付いたのだけど」

「やっと気付いくれたのです、普通にも喋れます!」

「でもなんで気が付けなかったのかしら?」

「えっと、女神様のイタズラです」

「あ...たぶん誰なのかわかった気がするわ、ルゥミナス様ね...」

「ミラ様と初めて街についた時に女神様と名乗る人の声が聞こえてきていつ気付くか遊びましょって...」


なるほど...次会えたらちょっと長いお話しないとね。


「ミラ様はどっちの私がいいですか?」

「そうねぇ...どっちも可愛いけど今の方が慣れてきてるのもあるのよね...」

「そっちの方がいいですか?」

「うーん、でも前の喋り方も好きなのよね...」

「それなら前の喋り方に戻します?」

「決めたわ!暫くはいつもの喋り方でこの街から違う所に行く時に昔の喋り方に戻してくれる?」

「わかったのです!えへへ...これからもずーっとミラ様と一緒なのです!もちろん私の中にあるもう1つの魂の子も一緒なのです」

「そうね、その子も出せる時が来たら出してあげるからね!」


試したい魔法の一つが試せたので街に帰りました。帰ると門番さんが違う人になっていましたが何故か頭を撫でられました。悪い気はしませんでしたけどね?

闇魔法ってやっぱり怖い物多いですよね?それとミリスの口調が変わったのは女神様の仕業だったんですね。でも、暫くはそのままの口調がいいですね。

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