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12話 魔女と盗賊団 (前編)

「はぁ...はぁ...歩きだと疲れるわね」

「ミラ様大丈夫なのです?少し休むですか?」

「まだ平気よ...あと少し行ったら休むわ」


街を出てから地図通りに歩き始めたのはいいが山道ばかりで足が痛くなりフラフラです。ミリスが心配そうにこちらを見てます、わかりましたもう休むから...。


「この辺りで休みましょ...足が棒になりそうよ」

「足が棒になったら困るのです...呪いなのです?」

「ちょっとした例えよ、本気にしなくていいわ」

「わかったのです」


木陰があるのでそこで休む事にしました、休みながらでも周囲を警戒してるけど今のところは平気そうね。


「ここは地図だとどの辺なのかしら?私地図見るの苦手なのよね」

「多分この辺りだと思うのです」

「そうなの?教えてくれてありがとう」


足も少し楽になったかも、そろそろ休憩終わりでもいいかな。さて、盗賊団のアジトに向かいましょう。


「よいしょ、ミリス行こ」

「はいです、もう足は平気なのです?」

「大丈夫よ、ミリスも周りの警戒ありがとう」

「えへへ、褒められたのです」

「今がこの辺だからあと少しね」

「ここからは気を付けていくのです」


私達2人は〘気配遮断〙を使い地図に記されている場所まで行きました。まぁ、盗賊の人達が沢山いますよね...。


「おい、早くこっちに来い!奴隷を移動させる」

「今からですかい?」

「あぁどうやら騎士団にバレたらしくてな場所を移す」

「すぐに準備いたしやす」


なるほどね、奴隷は中にいるのね。出来たら早く助けたいけどまずは周りにいる盗賊達を何とかしないとね...。なんで盗賊は洞穴に暮らすのかしら?そしてちょっと臭い......。


「ミリス準備はいい?」

「準備よしなのです!」

「よし、行くわよ!〘パラライズバレット〙」

「足に当てて動けなくするのです〘ストーンバレット〙」


何処から魔法を撃ち込まれたかわからず困惑する盗賊達、仲間の声に反応してか洞穴の中からゾロゾロと出てきました...あの盗賊達はアリかハチなのかな?そう考えると背筋がゾクゾクして寒気がした。


「これどこから撃たれてる!早く見つけ...ぐあっ!」

「くそっ!あの物陰から撃たれてるぞ!」

「この感じ騎士団の連中じゃないな、雇われか!」


わかっても近づけねぇ、この魔法はパラライズか?だがそんな射程は無いはずだ。後はストーンバレットか、狙われてるのが足なのはこっちを逃がさねぇためか。


「流石に気付かれたみたいね、盗賊は少し減ったわね」

「近づかれないように沢山撃つのです!」

「1番困るのは奴隷を盾にされる事ね、まぁ盾にされても盗賊だけ攻撃するけど、自身はあまりないわね」


近い距離なら放った魔法を誘導する事が出来る、かなり慣れた人なら複数誘導出来るらしいけど今の私は1つが限界ね。


「そこに隠れてるヤツ出て来い!〘ファイヤーボール〙!」

「俺もやるぜくらいやがれ!〘ファイヤーボール〙!」


何人かが〘ファイヤーボール〙を放って来たが〘バリア〙で防げている、相手からしたら当たっているのに魔法が飛んで来るのは恐怖かも...でも容赦はしませんよ?


「何で当たってんのに撃って来れるんだ!化け物なのか?!」

「このままはヤバいぞ仲間の半数が気絶してやがる」

「そうだ!奴隷を盾にしろ!早く!」

「わかった!奴隷共さっさと来い!俺達の盾になれ」


あれが奴隷の人達ね、まだ全員じゃなさそうだけど。私は上に向かって〘パラライズバレット〙を放ち奴隷の裏に居る盗賊に狙いを定め誘導した。...結構難しい...少しズレて盗賊の足に当たった。


「なんだ?!魔法が上から!援軍が来たのか?!」

「もうダメだ...逃げられねぇ...」

「そろそろ諦める気になったかしら?」

「子供の声?」

「子供じゃないのだけれど...今はいいわ、それより諦めて捕まってくれないかしら?」

「捕まれなのです!」


ガキ2人だと?厄介ではあるが近接に持ち込みさえすれば男の俺らには力じゃ勝てねぇな。


「こんなガキの言葉聞いて捕まるほど俺達は優しくないんでな、逆に捕まえて売り払ってやる。姿を見せた事を後悔しながら泣きやがれ!」


「これはダメそうね、ミリス」

「わかったのです!」

「お前ら何する気だ!こっちには奴隷も居るんだぞ?それとお前らの他にももう1人居るだろ!上から魔法を放って来たヤツが!」

「......」


あれ私なんだけど気が付かれてないのね、そのままもう1人居ると思いながら捕獲したいわね。


「そこのガキ2人これでもくらいやがれ!!〘サンダーボルト〙!」


ビリビリと黄色い稲妻がバリアに当たり消えた、もし当たっていたら黒焦げになりそうね...考えたくは無いかも......。


「雷魔法ね、初めて見たわ」

「ビックリしたのです」

「なんで効かねぇんだよ!魔法が効かねえなら魔術師殺しを使うまでだ!」


男が取り出したのは石で出来た短剣?あれが魔術師殺しって言われてもピント来ない、でも警戒はした方が良さそう。


「おら行くぞ!おりゃぁぁ!!!」

「そんな攻撃当たらなっ!きゃあぁっ!!!」

「ミラ様!?下がるのです!」


パリーンっとバリアが砕け散り私は青ざめました...そんな...バリアが破られるなんて!?魔力はまだあるはずなのにどうして...。


「驚いてるな、だが教えねぇ!訳が分からないまま死んでいけ!!」

「っ!!かなり厄介ね〘ウィンドウカッター〙!」

「〘ストーンバレット〙なのです!」

「危ねな、だがそんな魔法が奴隷に当たってもいいのか?」


奴隷になってる人達を見ると伏せて頭を守っていた、少し安心したかも。でも盗賊達は許さないよ!!絶対に倒しますからね!!!

最後まで読んでいただきありがとうございます。


盗賊団との戦闘になりましたね、魔術師殺しはかなり厄介な代物ですがミラ達はどう対処するのでしょうかね。


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