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10話 魔女と錬金術

今回は会話と心の声に少しスペースを空けて読みやすくしてみました、読みにくいようでしたら前の感じに戻します。

ミラ達が去った後のギルド内ではこんな話をしていました。


「......無視されちまったか、だが合格だな。下手に突っかからなかった事は良くできたな」

「わざわざレオスさんがそんな事しなくてもいいと思いますよ?」

「こればかりは自分の目で実力や性格とかを見たいんだよ」

「そうは言いますけど嫌われますよ?それでもいいのですか?」

「うぐぅぅ...それだけはゴメンだ...」

「あの2人色々謎ですけどいい子達ですよ」

「それはわかるが...他国のスパイの可能性も疑ったがそれも無さそうだな、色々知らないしな」


あの娘達ならばきっとすぐにAランクまで上がれるであろうな、俺の勘は当たるからな......。


「レオスさん?......ギルマス?...おーい......聞こえてないわこりゃ」

「おぉ、すまん自分の世界に入っておったわ...ギルマス?何処にいる!」

「いや...レオスさんでしょ......そう言うところ悪いところですからね?」

「すまん...冗談だ、それよりシャーリィより俺偉いのだが...」

「そうですね、それより隣国で勇者召喚の儀式をしてるとか噂になってますよね、勇者なんて本当にいるんですか?」


勇者召喚か...伝承や記録には残っているが実際に出来るのかは知らぬが......異なる世界より魔を払う勇者がこの世に落ちる時災いが目覚める兆しあり...正直なんの事やらだな。


「知ってはいるがほとんど記録が残ってなくてな本当の事なのかすらわからん。エルフ族なら知っているのではないか?人間には100年はあまりに長すぎる」

「そうですね、でも居るとしたら......ササリーさんでしょうか?」

「そうだな、まぁ本人が知ってるかは別だかな...人間ならとっくにババアだ...ふぐっ!」

「ギルマス?ここに居なくても女の人にババア何て言ったらダメですよ?」

「わ...わかった...腹が...本気で腹パンする奴がいるか...イテテ......」

「今のはギルマスが悪いと思います」

「すみません...とりあえず、明日またミラの嬢ちゃん達がここに来るだろ、その時は俺の部屋に通せ」

「わかりました...でも威圧しちゃダメですからね?私のお気に入りの子達なんですから」


ギルマスは『わかったわかった』と言い2階のギルマスの部屋に帰って行った。


「ミラちゃん達どうしてるかしら...どうかギルマスの事は嫌いになっても私は嫌われませんように!」


そんな願い事をしてると他の冒険者からリィさん程々にと声が聞こえてきたのだった......。


ーその後


私達は宿につき今は部屋で休憩中です、私魔女だけど大釜で変な薬とか作ってないし鼻も長くないわよね...魔女ってそもそも何なのかしら......考えてもわからないわね、頭がパンクする前にやめましょ。


「ミラ様お昼なのです」

「あら、もうそんな時間なのね...ちょっとご飯の前にお手洗いに行ってくるわね」

「気をつけて行ってくるのですよぉ」


私はお手洗いに向かい......スッキリして部屋に戻りました。ん?内容が無いって?そんな事書けるわけないでしょ!


「私は誰に言ってるんだろ...」

「ミラ様頭大丈夫?」

「大丈夫よ?でもその言い方だと......いえ何でもないわ、それよりご飯にしましょうね」

「ご飯なのです!ミリスの楽しみなのです」

「食べる事が好きなのね、魔法生命体(ホムンクルス)も成長するのかしらね?」

「わかんないのです、でも魔力さえあればずぅぅぅっとミラ様の隣にいられるのです」

「嬉しいけど不満があったらちゃんと言ってね?」

「はいなのです、ミラ様はミリスのマスターなのですからミリスが守るのです」


私はありがとうと言いミリスの頭を撫でてから下の食堂に行くと宿の奥さんがお昼の食事を作っていました。


「おやあんた達ちょうどいいところに来たね、お昼食べていくかい?」

「食べていきます!そう言えば今日ギルドで変な人に絡まれちゃったんですよね」

「そうなのですよ、でも悪い人じゃなさそうな感じがするのです」


宿の奥さんは少し考え何かを思い出したように私達に少しだけ話してくれた、ちゃんと食事も持ってきながらですよ?...私がしたらこぼしそうですね......。


「多分その人は貴女達を調べるためにそうしたんじゃないかな?」

「何のために?私達この街に来たばかりですし」

「最近他国からのスパイとかが紛れ込んだりしてるから初めてこの街に入る時苦労したろ?」

「た...確かにあれは......」

「ミラ様大変だったのです」

「ミリス?余計な事は言ったらダメよ?」

「大丈夫よ私も深く聞いたりしないから、それにギルドから出る際に付けられたりしていなければ平気よ」


なるほど、あれは私達を試す事だったのかな?明日またギルドには行く予定だしその時に聞いてみようかな?


「明日またギルドに行ってみる予定なのでその時に聞いてみますね」

「そうね、たぶん貴女達にはいい話があるかもしれないわね」

「そうなんですか?気になる...」

「ミラ様...もうご飯食べていい?」

「あ、ごめんなさいね、食べていいわよ」

「私こそ話長くてごめんなさいねミラちゃんも食べて」

「はい、いただきますね」


今日のお昼はシャイモと黒兎の煮込みシチューらしいです、シャイモの味は...ジャガイモね、黒兎のお肉の味は鶏肉のような味でした。味もコクがあっておかわりしちゃいましたよ...美味しいとたくさん食べちゃうのはどうしてなのかな?


「ふぅ...ごちそうさまでした、とても美味しかったです!」

「美味しかったのです」

「こっちこそ作った甲斐があったわ」

「あ、もしかしたらもう少しこの宿に泊まるかもしれないので銅貨10枚置いていきますね」

「はいよ、旦那に伝えとくよ」

「楽しそうな家族なのです」

「そうね...私もそんな家族が居たかわかればいいのだけどね...」


私は小さな声でそう呟きました...記憶が無いから親の顔も愛情も何もかも思い出せない、でも今はミリスが一緒だからそんなに不安では無いから安心です。


「お昼食べたしこれからどうしようかな...今日は部屋に戻って色々試そうかな」

「わかったのです」

「ゆっくりするといいさ、何かあれば私に言いな力になれることもあるからね」

「ありがとうございます」

「ありがとうなのです」


席を立ち自分達の部屋に戻った、本当にここの宿の人は優しい...。


「ミラ様は今から何をするのです?」

「ちょっと魔導具を作れるか試してみようかなって、たぶん錬金術で出来そうかな?無理そうなら創造魔法で作るしかないけど......物は試しね!」

「ファイトなのです、ミリスにはあまりわからないですけど!」

「あはは...そうよね」


とりあえず錬金釜を取り出して水魔法で中に水を入れる、どれくらい入れればいいか、そもそも何を作るか決めてないけど爆発は......しないよね?


「まずは〘ウォーター〙で錬金釜の中に少し水を入れて、その中にそこら辺で拾った石を5個ほど...あとは魔力を込めながらかき混ぜるんだけど、火着けてないわね」


火魔法の初歩〘ファイア〙で錬金釜の下に着火させてた、煙が出ても外に行くように窓を開けて準備よし!え?部屋の中が燃えるって?大丈夫ですよこの中魔法一切通さないみたいなので...。


「魔力を込めつつ慎重に混ぜ混ぜ...そもそも私何作ってるのかな?...私でもわからないなんて...」

「中の色が水色に緑に変わってきた!これ成功してるのかな?...どんどん小さく纏まって塊に」


最後には釜の中でカランっと音がなり5つの綺麗な石が出来た。手に取ると冷んやりとしています、どんな物か変わらないで見てるとミリスも興味があるようで触ってました。


「ミラ様これ何なのです?」

「何かしらねこれ?とりあえず鑑定のモノクルで見てみましょ...なるほど、水氷(すいひょう)の魔石らしいわ」

「冷たそうで美味しそうなのです...ジュルリ」

「食べ物じゃないから食べたらお腹壊すわよ?...たぶん」

「それなら食べないのです...でも触ると冷たくて気持ちいいのです」


確かに触ると冷んやりしてて気持ちいいけどこれだけじゃダメね、アクセサリーとかに出来ないかな?でも持ってる素材で出来るかしら...。そんな事を考えているとミリスがマジックバッグから糸を取りだしたけど...何処で拾ってきたのよ。


「これ使えるですか?」

「その糸は...?」

「蜘蛛の糸で魔力が入ってるのです」

「もしかして森に行った時に拾って来たの?」

「はいです!喜んで貰えるかなって...思ったのです」

「ありがとう...嬉しいよ、でもこのままじゃ使えないわね」


うーんと考えた時、蜘蛛の糸で紐を作ればいいのでは?と思いました、成功するかはわからないけど。やってみる価値はあるよね?


「この蜘蛛の糸いくつあるの?」

「いっぱいあるのです!周りにあったの全部回収したのです!」

「そ、そうなのね...」


私ミリスからあるだけの糸をもらい錬金釜に入れ今持ってる水氷の魔石も一緒に入れ魔力を込めつつかき混ぜてみる、普通の釜なら入れたところでカランコロンと音が鳴るだけだろう...。


「これどういう原理なのです?」

「さあ?私にもわからないわ...錬金と言うより合成なのかな?」

「あ、出来たみたいなのです!」

「そうみたいね、イメージ通りの首飾りね」


何故首飾りにしたのかって?私が好きだからよ...悪い?


「鑑定のモノクルでどんなのが出来たか見ないとね、氷魔の首飾りって名前になってるわね...なんか呪われてそうで怖いわ」

「これ呪われてるのですか?」

「呪われてはいないわよ?でも名前がちょっとね...男の子なら好きそうな名前なのよね」

「よくわからないのです」


私もよくわからないわ...女の子だし、それより出来たこれは宿のシアちゃんと夫婦に渡してこようかな。まだこんなお礼しかできないけど。


渡した結果...すごい驚かれて『こんなもの受け取れない!』と断られてしまったけど皆さんのために作ったのでと何度も言ってたら折れてくれました、私が作ったこの魔導具は売ったら金貨1枚はするそうです...売りませんよ?

最後まで読んでいただきありがとうございます。

誤字などありましたら修正いたします。これからも楽しんで読んでいただけるように頑張ります。

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