あとがき
どうも作者です。
序章の前編はこれで終了。
更新の続きは来年になります。
60話近く続いてまだ序章のしかも前編なのかって突っ込みがありそう・・・いや、ないか。
(ブックマーク一件だし・・・)
第一章書き終わってから、やっぱり生い立ちとか環境書いておきたいなーと序章を挿入したら意外と長くなりました。
古代人の素朴な価値観が失われずに継承されている部分が多く、現代人の価値観からすると少々倫理的におかしな部分もあります。レーティングに違反しない程度の描写に努めますが、性的、暴力的な場面も多々あります。
話がとんでもなく長いので、ときおり情報の整理として設定資料を掲載します。
本編中でもざっと触れている内容ですので興味無ければ読み飛ばしていただければと思います。
~時代背景~
本作の舞台は技術的には既に近代社会に近い所にまで達していますが、価値観的には古代の素朴な部分を残しています。守護神である大地母神に習って女性は子育てに専念し外出はしない。外出出来るのは冠婚葬祭、宗教行事以外は近所の友人女性のところだけ、という古代ギリシャみたいな感じでした。
自宅で機織りや家業の手伝い、家事、子育てに専念するのが立派な女性の証でした。
女性は結婚するまでは親の資産、結婚で保護者が夫に移るだけ。
そんな時代が終わったのが本作の百年前くらいです。
序章は新帝国歴1441年~1453年。
宗教紛争が終わってしばらく経ち自由を謳歌し始めた時代です。
古い価値観を残している人もいますが、一般庶民は戒律なんか忘れて自由に恋愛し、自由に仕事を選べます。
一方、女性貴族の場合はなかなか自立は出来ず神殿入りすることが多いです。
アフロディーテ神殿のヘタイラ(神聖娼婦)のように思われる偏見があり、貴族達は娘が神殿入りするのを避けようとして、強引な政略結婚は避けある程度譲歩します。
続きはまた来年
ど、読者増えないかな~




