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天に二日無し  作者: OWL
第一章 地に二王無し ~中編~
211/397

中編 あとがき

 はい、どうも作者です。

最近ちょっとPCが不調でしてテキストファイルを開くのも時間がかかるありさまです。

同じ世界観で1500話くらい書いていると設定資料も膨大になりまして、検索にも時間がかかります。

どうせPC買い替えるならいい物にしたく、RTX4000番台が出てから手ごろなモノを選ぶつもりなのでまだまだ執筆は遅れそうです。


■中編について

短めでしたが、レナート視点に絞る事にしました。

あちこちの地域に行くので区切り良くした方がいいかな~と。

ファンタジー世界とはいえある程度説得力のある世界観にしたいので、北方圏の人々や裸人教徒とか一風変わった人達にもモデルが存在しています。

レナート君がちょくちょくすっぽんぽん状態になってしまうのもリアリティ重視の設定上どうしようもなく・・・結局いちいち触れるのも面倒になり、過去に同じ悩みを抱えていた裸マントの吸血鬼マヤになんとかして貰いました。


■後編について

後編はカイラス族の生存者とレナート達が再会することになります。

ペレスヴェータは当初この中編段階ではまだレナートと一緒の予定でしたが、構成変更に伴い退場となりました。60話ほど書いてみて知人達と再会したペレスヴェータとすったもんだはありましたが、結局たいして意味もなく横道に逸れるだけでしたのでお蔵入りです。


■ペレスヴェータの死

退場の主要因は北方圏の戦いの少し前に、彼女を恨む部族がペレスヴェータの墓を破壊した事でした。正確には墓というより戦いで傷ついた彼女の体は仮死状態で保存されていました。霊体は現象界に残っていたのですが現世への繋がりが断たれた事でよその世界に引っ張られました。

彼女の愛人がずっとその肉体を隠して守っていたのですが、北方動乱で殺害されました。

その辺の事情を描いてレナートが知るところとなると、あの子怒ってゴーラの男達皆殺しにしちゃうので何も知らないまま去りました。


■世界観の構築

さて、この作品世界ですが帝都は東海岸にありましたし、帝国に代わる実力者も東方圏、レナート達の住居もフォーンコルヌ皇国の東端と基本的に主なものは東側にあります。


舞台などでは神様は観客から見て右側(上手)に配置されるようですが、これは洋の東西・・・というか宗教観などで異なるようです。

日本の場合は太陽が昇ってくる方角、東側が貴いとされたので南に向かって座る天皇から見た場合の左側(東側)の方が優位なので左大臣が右大臣より地位が高いとか。

巻物も右から左へ読み、現代の漫画でも右から左に読む方が自然。


キリスト教の文化圏の場合だと聖書の記述の都合上、右手側が重要な事象を起こすので演劇では観客から見て左側に神を配置するのだとか。

演者、主人公は左から右に進行し、対抗してくる者、悪役は右から左へ向かう、これが狂うと違和感を感じてしまう。育った文化圏でいつの間にかフィクションにも心理的な抵抗を感じているというのは面白いですね。


古典的な舞台だけでなく現代の映画なんかでも監督は構図にこういった事まで考えているんですねえ。


■誤字脱字について

後編も書き終わっていますが、その前に今第一話から見直している所です。

そして散見する誤字脱字の嵐。

我ながら、いつもの事ながら酷い・・・。また一話目から誤字がある〜と涙目で更新中です。


■ルート分岐

何パターンか書いてみてそれからいまいちしっくりこなかった場合構成変更しているので、自分の中であれ?これ書いたよね。じゃ説明省いても大丈夫だよねってなったり、前はこっちでいくつもりだったけど、掲載直前にやっぱりこっちにしようと変更したこともあるので時折矛盾が生じてしまいかねない事があります。

もし気が付いたらこっそり教えてくださいm(__)m


キャラクターをあまり増やしたくなかったのでレナートのお婆ちゃん(父方)の扱いとか最初設定がブレまくりでした。自宅にいてヴァイスラと喧嘩したり、スリクの家にやっかいになっていて時々現れては文句言ったり、掲載前に直したつもりですが、ひょっとしたらどこかにブレた設定の名残があるかも・・・。


■連載について

出来るだけ300話くらいでいつも長編は終えたいと思っているのですが、今回はまだ第一章中編で200話越え・・・。


ただ第一章後編でだいたい整理がついて、次の章で終わる予定なのでそこまで長くならないと思います。

私は戦闘描写は苦手でお膳立てが終わったらあっさり済ませてしまうので、次の章があまりにも淡泊で展開が早すぎる事になってしまい、これでいいのかどうか悩ましく、しばらく考えてみようと思います。


バトルものじゃないからこれでいいや、ってのはあるけどちょっとやりすぎかな、と。


後編はこのまますぐ突入しますが、次章はかなり遅れると思います。

しばらく一話目から誤字の修正作業しつつ次章の構成見直しをしていきます。


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2022/2/1
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