あとがき
はい、どうも作者です。
またちょっと予定より長くなってしまいました。
後編を再構成するか中編を挟むか、悩みどころです。
最近忙しく、少々長めの休養(二、三か月)を取りたいと思います。
済みませんが、後編はしばらくお待たせすることになってしまいますm(__)m
人物情報を少し更新して今回は終わりたいと思います。
ではまた後編でお会いしましょう
■人物紹介(更新版)
【ニキアス】
もはや人類に未来は無いと割り切った王。
融和的な獣人との交配を促進し、人間の知力や組織力と獣人の体力、環境適応力が組み合わさった半獣人の勢力を増大させることで独自勢力を作り、生存圏を認めさせようとしている。
【ドムン】
カイラス山が壊滅後、迷いはあったが叔父の頼みを受けて仕える事になった。
ニキアスは従士を失ったカーバイドにドムンを預け、将来は騎士として取り立てる予定。
厳格な法、規範の無い社会にはもやもやした思いを抱えている。
レナートに対しても複雑な感情を持っていたが、思春期を乗り越えて達観し始めた。
【スリク】
信心深い家の生まれだったが、両親と叔父が殺害されて天涯孤独の身となり信心を捨てた。
単純な白兵戦能力ではドムンに劣るが、目端が利き、器用な所がありオルスの戦い方をよく受け継いでいるのはスリクの方。
ちゃらんぽらんな所がある分、姿が変わってしまうレナートの事も受け入れやすかった。
【レナート】
ドムンへの恋心がはた目にもわかるくらい存在が女性側に傾いてきた。
思い切って告白してみようとしたが、伝わらず諦めてしまった。この諦めの早さは幼い頃からのトラウマによる所が大きく、エイラにも再三指摘されている。
【ヴォーリャ】
レナートに慕われるお姉さん。
自分の事を『アタイ』と言っていたように蓮っ葉な口調が目立ったが、それは偏見の目で見られる事と男避けの為。ウカミ村の成人男性がほぼ全滅してからは『あたし』に戻った。これまでにも近くにウカミ村の男がいないときは『あたし』と呼んでいる。
テネスとの間に子はいないが、拉致されていた時に人狼の王ル・ネルガルとの間にできたエンリルがいる。他にも子はいたが、皆死んでいる。
ル・ネルガルは『マッサリアの災厄』でスパーニア貴族ガルシアを殺害した個体。
【メルセデス・ガウディベール・キティ・ダルムント】
地獄編の登場人物。
『荒くれ騎士の嘆き歌』の日記で少しだけ触れられていた。
今の世界が終わった後を見越し、主導権を握るべく動き出した。




