白湯で締め括る機械
決まった同じカウントでお湯を入れ
残りは水を注いだ紙コップ
寝起きに彼が必ず飲む白湯
それを見る私はいつも先に起きていて
毎日眠そうな彼を眺めているわけで
夢から中々覚めない彼に近寄り
無理矢理引きずり出すこと数分
ぼんやりとしたままの彼を朝食で起こす
彼が焼いた物を食べて
私が混ぜた物を食べる
彼からの言葉に頷いて
私からの言葉に耳を傾ける
最後に一緒に白湯を飲めばその日は完成する
機械的な毎日
ロボットになったような気分だ
決まった同じカウントでお湯を入れ
残りは水を注いだ紙コップ
寝起きに彼が必ず飲む白湯
それを見る私はいつも先に起きていて
毎日眠そうな彼を眺めているわけで
夢から中々覚めない彼に近寄り
無理矢理引きずり出すこと数分
ぼんやりとしたままの彼を朝食で起こす
彼が焼いた物を食べて
私が混ぜた物を食べる
彼からの言葉に頷いて
私からの言葉に耳を傾ける
最後に一緒に白湯を飲めばその日は完成する
機械的な毎日
ロボットになったような気分だ
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