可能性
「ア、アイリス……?なぜここに?」
俺が驚いて声をかけるとアイリスは涙を流した。
……お、俺何かしたか!?
俺が内心慌ててるとアイリスは静かに口を開いた。
「……んで、何で勝手に居なくなるの?私、目覚めたときライが居なくて寂しかったんだよ?」
「アイリス……」
俺が一言、ごめんと言おうとしたら女が口を挟んで来た。
「魔術師、早くその娘を返せ。」
「うるさい。黙って。」
アイリスが言った瞬間、風が巻き起こった。そして、風は女の腹のところへ一直線。女は後ろに飛んで行った。
……これ、アイリスがやったのか?
女の見た目は相当グロいものだった。言葉に出来ないくらいひどいものだった。
アイリスの方をよく見るとアイリスの体内からは莫大な魔力が感じる。
「ア、アイリス……落ち着け。」
俺が声をかけても風は強くなる一方だ。
「アイリス、俺はここにいる!!だからお願いだ、落ち着け!」
「嫌……もう無理なの……」
……どうすればアイリスを止められるんだ?
このままだとアイリスの体は持たない。俺は思わずアイリスを抱きしめた。
「アイリス落ち着け!」
ふと風が止んだ。
「……ライ?」
アイリスは不思議そうな顔をした。
「覚えて、ないのか……?」
俺はおそるおそる聞いた。するとアイリスは訳がわからないという顔をした。
……覚えてないのならいい。
だが、あのときのアイリスは魔術師の俺よりも強い魔力を持っていた。今は何にも感じないが。
……アイリスは本当にあの……
腕の中を見るとアイリスは眠っていた。
俺はアイリスを抱き上げて瞬間移動をした。
推敲どころか完全オリジナルになっちゃいました。




