立ち並ぶ塔と陽気な破壊神
老人の力でワープした先は、大小さまざまな無数の塔の並ぶ世界、
その無数の塔の中にもひときわ高く、太い塔が3本あった
全知全能の最高神「ゼウス」とある世界一つをも消し去ったといわれる破壊神「シヴァ」この世のすべての生物の戦争や争い、もしくはすべての生物の死さえも操ることのできる「オーディン」
この3体の神には決してそむいてはいけないとされている。
その他、シヴァの妻パールヴァティー、戦いの神アテナ、美の神ヴィーナスやたくさんの神の塔がある。老人が口を開く「この無数の塔の中から2本を選んで一本につき1つ願をかなえてやろう」
「じゃあ、まずはシヴァからだ」いきなりの発言に「お主、いきなりシヴァ様が願を聞いてくれるわけがないだろう」俺は不満になりじじいに文句を言ってやった、「は?男の夢は、最強、ハーレムだろ、
シヴァに絶対的な力をもらって、ゼウスに1番可愛い天使を連れにもらう、これはもう決定事項だ。」
あまりの大口に言葉も出ず、ただただため息しか出なかった、「まぁ、頼むにはたのんでやろう」
そして、シヴァの塔へと入り直接会うことができた、「我に直接用とはいったい何事じゃ?、無駄用ならその存在ごとこの世から消し去ってやろう」
じいさんがあわてて「申し訳ありませぬ、直ちに帰りますゆえお許しください」全力で詫びているよこで
「なぁ、俺は男だ、神様に性別なんてあるかわからないが、あんたも強い以上男に違いない、そして男ならわかるはずだ!俺は力が欲しい、だれにも負けず、だが、傷つけるためでもない、俺のために、おれが満足するために、力が欲しい、お願いだ、だれにも負けない力を俺にくれ!!」
お、終わった、そう老人がつぶやくと
「ワハハハハハ、面白いやつじゃ、最強だからこそ、力の大切さ、そして魅力を知っておる、主は持っていない力の魅力をもう知っておる、魅力を知る者にやらぬというのもかわいそうだ、よし、主にわしの次に強い力をやろう、その辺の神よりよっぽど強いぞ」
そういうとシヴァは真剣な表情でこちらをみる
「だが、強奪や恐怖を与えるために使えばわしが消す、それを約束できるか?」
俺は、即答、というより、思ったことを口にした
「あぁ、俺は俺のために使い仲間のために使う、だが私利私欲では絶対に使わないと誓う、その代り俺が暴走しそうになったらアンタが止めてくれよ、あんた以外誰にも止められないんだから」
やはりシヴァは笑っていた、そして、次のゼウスの塔に行こうとしたとき事件は起きた、、、、