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記憶  作者: 一之瀬 輝
8/15

回想

学校が始まったので更新が遅れました

スイマセン

 2004年、極東の情勢は緊急のものであった……


 中国共産党、穐論明しゅうろんめい国家主席の発言が波紋を呼んだ


 「沖縄は我国の属国であった、なぜ私達が保護してきた国を

  手放さなければならない?まぁ"今"の日本国には責任は無いが

  だが、中国政府は改めて沖縄返還を日本国政府に要求する」




 日本経済は大パニック。株価は下がり、一時的に日本経済が

 麻痺するにまでいたった




 中国側による経済的混乱を見込んでの発言か?との憶測も  

 あったが、沖縄周辺に中国空軍機の領空侵犯の数が異常に増え

 危機感を感じた佐島首相は海上自衛隊に対し初の海上警備行動

 を発令、航空自衛隊には各方面24時間スクランブルを命令した




 また強く中国政府が反発、中国側も日本の領海ギリギリに海軍を

 配置するなど一触触発となった




 米国防省ペンタゴンは本件には一切関与しないと発言。これで

 日本と中国の全面戦争とういう最悪のシナリオが用意された




 佐島首相は全面戦争を打開すべく平和的交渉に乗り出すが失敗


 これにより首相は最新鋭超弩級イージス艦「しまぐに」を主として


 第一海上防衛艦隊を編成、「しまぐに」・「こんごう」・「はるな」

 

 「みょうこう」・「あたご」 潜水艦は「おやしお」・「うずしお」


 による海自最強であり司令は大垣海将補、注目の高い「しまぐに」


 艦長は潮崎1佐であった






 動き出したアジアの虎、中国であった……













 「艦長、攻撃許可はまだですか?」


 「まぁ焦るな瀧瀬、まだ時間がある、平和的解決もあるではないか」


 「しかし…艦隊司令が後方にいるとは解せませんね」


 超弩級イージス「しまぐに」の、CICコンバット・インフォメーション・センターにいる


 「まぁ、そんなもんだろ」


 呑気な会話が前線で起きてきるということが自分的には許せない


 それを許容している自分もいる。艦長が小指を立てて聞いてくる


 「そいえば恵子チャンとはうまくイッテイルノカイ?」


 周りから笑い声が聞こえる




 「う、うるさい!貴様ら是が終わったら修正だ!」


 「砲雷長あんたいつの時代だ?ここは海自だぞ海軍ではないぞ?」


 副長までいじめてくる……










 斎藤一曹が声を突然出した


 「艦長、右舷前方から未確認水中雑音……高速接近!!」


 「なんだ?」 


 「現在確認中……」


 空気が引き締まった。誰かの生唾を飲む声が聞こえた  











 

 「…!!感4右舷前方20°より魚雷4接近感知!!雷速47ノット

  距離四千三百きりました!!」


 「!!魚雷……?」


 「突っ立っていないで急げ!!訓練どおりかわしてみろ!!」


 副長の一喝で行動開始


 「全艦に打電!対空・艦・潜戦闘用意!」


 艦長の号令


 「機関始動!両弦全速取り舵いっぱい!」


 「機関始動!両弦全速取り舵いっぱい急げー!」


 副長の復誦が聞こえて次々と復誦されていく


 艦が少しずつ曲がり始めた


 「魚雷、距離2000切りました!」


 「まだだ、まだ早い。両弦全速、取り舵そのまま」


 「了解!両弦全速、取り舵そのまま!」





 「艦長!魚雷1500切りました!」


 「よしっ!今だ面舵いっぱい!」


 「転舵急げー!」


 「距離500!」


 「かわせー!!」


 誰かが悲鳴をあげる


 「被弾まで5秒!」




 5・4・3・2・1……







 機械が出す熱音が聞こえた 


 「こちら航海長、敵魚雷全て回避!!」


 歓声が聞こえた……抱き合うもの、叫ぶもの多種多様であった



 「よしっ!針路変針2−3−5取り舵一杯!」


 

 「針路変針2−3−5!取り舵一杯ヨーソロー!」



 


 しかし攻撃のできない海上自衛隊にはさらなる試練が待っていた


 













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