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自分と竜と仮想世界  作者: 狐白
第2章 銀色少女の紡ぐ唄
18/31

改訂中

いよいよ第2章始動です!

 

「空いてる部屋がない?」

「うむ。どうやら明後日から豊作を祝う“農国祭”が三日間この中央都市で行われるらしいのだ。それの影響でどうやら何処の宿も観光客で埋まっているらしい。」


日は暮れてしまったものの何事もなく無事アグリキュル国の都市であるサントゥルにたどり着き、先に宿を確保してしまおうという話になり宿に向かった三人であったが、二日後にある農国祭の為に宿は何処も観光客で埋め尽くされていて、なかなか宿泊場所を決められないでいた。

夜にいたっては退屈すぎて、宿屋のロビーにある椅子に座って欠伸をしている始末だ。夏葉も宿屋巡りで疲れたのか、夜の向かい側にある椅子に座って小さく息を吐いている。


「・・・ふぁ・・あ・・・眠い・・・。夏、此処で寝てもいいか?」

「うむ。少年が帰ってきたら起こしてやろう。」

「さんきゅ。」


相当眠かったのだろう。夜は言うが早い、ものの数秒のうちに寝息を立て始めたのだった。するとそれとほぼ同時に、ハークが宿屋に帰ってくる。


「ただいまー・・・ってヨル寝てるし。起こしましょうか?」


何故か夏葉には敬語を使うハークだが、誰も突っ込まないのでそのままであった。まだ出会って間もない所為か、若しくは第一印象が最悪だったのか(第4話参照)。おそらく後者の方だろうと夏葉は考えているが、特に敬語に関しては気にしていないようだ。


「いや、まだいいだろう。で、少年よ。何処か宿は見つけられたのか?」


ハークは鞄から一枚の紙を出し、それを夏葉に渡した。くしゃくしゃに折れ曲がってはいるものの辛うじて文字は読めそうだ。


「・・・闘技場ペアの部参加申込書・・・?」

「明後日からある農国祭ですが、その折に一緒に武闘大会も開かれるそうで、武闘大会参加者は特別に闘技場に泊まれるらしいんです。で、個人戦の部の申込書をもらおうと闘技場に行ってみたんですが、どうやら昨日で個人戦の部は締め切ってしまったみたいで。ペアの部だったら飛び入り参加も大丈夫らしいです。」


ふむ、と頷いて紙を見つめる夏葉。それから目の前で幸せそうに寝ている夜に目を向ける。ハークもそれに習って夜に視線を向け、お互いに顔を見合わせた。


「・・・・・俺たちで出るしかないな。」

「・・・ですね。」


((こいつが武闘大会になんて絶対出るわけがない。))


見事に二人の本音が一致していた。

此処に来るまで、魔物に遭う度に逃げ出そうとしていた夜だ。あの雑魚魔物(ジャンクダック)ですら二人の後ろに隠れていたのに、武闘大会なんていう人対人の戦闘なんてもっての他。

何故そこまでして戦闘を避けているのか、二人には皆目検討もつかなかった。そのことをそれとなく聞き出そうとはしているのだが、夜はその会話になると巧みに質問をかわして上手く他の会話にすり替えられてしまうのだ。

ハークは合成獣(キメラ)と遭遇したときに、夜の戦いを途中で気絶してしまった為に全く見ていない。しかし次に目を覚ましたときにはあの場に合成獣(キメラ)も夜もいなかったのだ。一体あの時何が起こっていたのか、未だに謎のままである。


「取りあえず善は急げ。とっとと登録してこようではないか。」


夏葉は立ち上がって首を左右に曲げぽきぽきと音を鳴らす。相当疲れているようだ。それを苦笑いを浮かべながら見ていたハークは、返事をしてから夜を起こしにかかった。


「ヨル、今から闘技場行くから起きて!」

「・・・俺此処で待ってるから行ってこいよ・・・ぐぅ・・・」


しかし起こされている本人は全く行く気がないようだ。眠そうな目をゆっくり開いて、独り言のように呟いてからまた寝てしまう。


「ヨル!!」

「それ以上はやめておいといたほうがいい。少年よ。」


無理やりにでも起こそうと夜の体を揺らして奮闘しているハークだったが、それを夏葉は止めさせる。その表情は真っ青で何かを恐怖しているような顔だった。それを見てハークは一瞬動きを止め、好奇心に負けて恐る恐る聞いてしまう。


「あの、一体何が・・・」

「こいつを無理やり起こしてはいかんのだ。起こしたら・・・起こしたら四分の三殺しに遭うぞ!!夜は無理やり起こされると性格が超ハイパーウルトラドSになるのだ・・・」

「・・・どえす?」

「とにかくある人物を除いて、夜を無理やり起こせる奴はこの世に存在ないのだ。分かったか、少年よ。」

「は、はい!」


途中から夏葉が何を言っているのか分かっていないハークであったが、あまりにも夏葉が必死な表情で何かを伝えようと訴えてくるものだから、その勢いに流されてつい気合の入った返事をしてしまったハークであった。とにかく今分かったことは、ある人を除いて夜を無理やり起こすことは出来ない、ということだった。

以上のやり取りで、申し込みは夏葉とハークで行く、という選択肢しかないことが分かり、二人はぐしゃぐしゃに折れ曲がっている紙を持って、闘技場に向かっていった。幸いこの宿からは徒歩で二十分はかからない。


「それにしてもやっぱり中央都市は賑わいが町とは違いますね。」

「うむ。俺も初めてだが、ここまで賑やかだとは思ってもいなかった。」


宿から一歩外に出れば、前夜祭と言わんばかりに沢山の人が飲めや歌えやの大騒ぎ状態であった。もうこの勢いでいつでも祭りをやっていそうな雰囲気さえ漂っている。大人は酒の飲み比べ、子供は食べ歩きながら楽しそうに踊っている様子は、都市に来たんだな、という気持ちに二人をさせるのだった。












                        ♪












 二人が闘技場に着いた頃、目が覚めた夜は盛大な欠伸と伸びを同時にしたあと、ふと呟いた。


「・・・あれ?あの二人、何処行ったんだ?」


ふと窓の外に目をやると外はもう真っ暗であったが、沢山の街灯に照らされた下で沢山の人たちが歌って踊っているのを見て首を傾げる。数分間そのままぼーっとしてから、自分の要であるレーヴァテインに声をかけた。


(・・・レン、いるか?)


《はいっ!何ですかご主人様?》


とても久しぶりに声を聞いたような気がした夜だったが、実際そんなに時間は経っていない。しかしレーヴァテインがあまりにも嬉しそうに返事をするのを聞いて、夜は内心笑いながら外に視線を向けた。


(夏とハークが何処に行ったか知ってるか?)


すると少しの沈黙の後、申し訳なさそうな雰囲気の声で謝った後、ぶっちゃけるように一気に叫んだ。


《・・・あの、すみません!実は・・・実はご主人様の寝顔を眺めていて全く話聞いてませんでしたッ!!》


「・・・・・。」


一瞬思考が停止する夜。

それから急に顔を真っ赤にして片手で顔を覆い、声にならない叫びを必死に外に出さないように抑えていた。そんな夜を見て、レーヴァテインはうっとりとした声音で呟く。


《あぁ♡・・・悶えるご主人様も素敵です・・・////》


これを聞いて夜ははっと今気がついたように顔を固まらせた。そしてふと思った。


・・・もしかしてこいつ、変態なんじゃないか。


と。

思えばそういう節は何度か思い当たらないことはない。たしか初めてレーヴァテインの名を呼んだ時だって、人が死に物狂いで必死に牙を押さえていたのに、何か不謹慎なことを言われたような気もする。(第9話参照)そして今の言葉。


(いやいやいや。まだそうと決めるのは早い。もう少し様子を見てから・・・ってちょっと待て。)


たしかあの時(第11話のとき)も・・・


回想開始→


《ご主人様!!放置プレイかと思って黙って見ていましたが、これではあんまりです!!そんな無機質な表情をしている杖のほうが私よりいいんですか!?》


→回想終了


なんてこと言っていたような。


(ってか放置プレイってなんだよ!?)


《・・・ご主人様?急に黙ってどうかしましたか?》


心配をしてくれているのか声をかけてくるレーヴァテイン。それで我に返った夜は、内心慌てているもののポーカーフェイスで、


(別になんでもない。大丈夫だ)


と冷静に返事をしたのだった。そして何を思ったのか、すくっと立ち上がって伸びをしたかと思うと宿屋の外に出る。外は喧騒に包まれていて、夜は耳障りだと思ったのか人が居ないほうへとどんどん歩いていく。それを不思議に思ってレーヴァテインは聞く。


《ご主人様、あのお二方を待っていらっしゃったんじゃなかったんですか?》


(なんか暇だし、外に出てみたくなったからつい。大丈夫だって、少し空気吸ったらまた宿屋に戻るって。)


《私は別にすぐ戻らなくてもいいんですけどね・・・ご主人様と二人っきり・・・だし////》


(ん?なんか言ったか?)


《い、いえ!!何も言ってないですっ!》


(ふぅん?まぁいいけど・・・)


素っ頓狂な声で言うレーヴァテインがおかしくて、夜は内心笑いながら空を見上げる。都会だというのに此処の空は綺麗だ、と呟いた。


《ご主人様って空が好きですよね?いっつも暇になると空を見上げていますね》


(まぁ、好きか嫌いかで言えば好き、かな。なんていえばいいか分からないんだが、なんか空を見上げると気分が良くなるというか・・・まぁそんなかんじか?)


言いにくそうに眉を顰めるが、最後はそんなかんじで済ましてしまう夜。しかしそんなかんじが伝わったのか、彼女はふふっ、と優しく笑って、顔が見えたらきっと綺麗な笑顔なんだろうな、と想像出来るくらい綺麗な声だった。彼女の顔が見れることなら見てみたい。ふとそう思って微笑んだそのときだった。


―ガシッ


「お、お願いですっ!助けて下さいッ!!」

「はぃ!?」


いきなり腰に腕を回されたかと思って驚いて背後に視線を向けると、白ウサギのきぐるみを着た女だか男だか分からない生物がそこにいた。うさぎ、といってしまったが白い毛に赤い目。どうみても地球で言ううさぎにしか見えない。


「ってうさぎっ!?」

「うさぎじゃありませんっ人間です!!取りあえず誰でもいいから私を助けて下さい!!」

「誰でもいいってそんな横暴な・・・ってか誰でも良いんだったら何故よりによって俺なんだ!?」

「そこにいたのが貴方だったからです!!」


どうやら声からして女性のようだ。しかしどうしてまたこんなことになっているのやら。うさぎに後ろから掴まれている姿を誰か第三者にでも見られたら、珍妙な図が出来上がってしまう。

とにかくこの女性は相当焦っているようで、誰でも良かった為にそこら辺にいた夜を選んだようだ。人通りの少ないところにいた夜の運が悪かったのか、はたまた偶然だったのか。


(・・・というかだ。)


「痛い!!痛いって!!どんだけ強い力で掴んでんだっ!?分かったから取りあえず放せって!腰が折れる!いやほんと比喩表現じゃなくて本気(まじ)で!!」

「あっ、すみません!!」


やっと力を入れすぎていることに気がついたのか、女性は慌てて謝ると腰から手を離してくれる。悪気があったわけではないようなので、怒ることは出来なかったが、取りあえず状況把握が先だと夜は彼女に聞く。


「で、どんな奴があんたを追っかけてきてんだ?」

「完全武装の男が十人で「よし逃げよう」えぇっ!?ってちょっと////」


最初から逃げることを前提に考えていた夜は、言うが早いうさぎのきぐるみを着ている女性を軽々とお姫様抱っこをすると、人が見ていないのを確認してから彼女が驚いて変な声を出すのも構わずにひょいっと屋根の上に飛び乗った。


「ひゃっ!!」


―ダンッ


比較的鈍い音がして無事屋根の上に降りた夜は、うさぎの着ぐるみを着た女性をゆっくり下ろす。すると女性は腰が抜けたのか、降ろされた瞬間にその場にへなへなと力なく座り込むのだった。それから数秒経った後に、彼女は何かを叫ぼうとしたが夜に素早く口を押さえつけられて、もう片方の開いている手の人差し指を立てて静かにするように促した。それにコクンと縦に頷いたのを見て、夜はそっと彼女の口から手を離す。それから屋根の下を隠れて見下ろしていると、鎧のガチャガチャ鳴る音が聞こえてきて、数人の男の声も聞こえてくる。


(・・・あいつらがさっき言ってた奴らか・・・。)


《ご主人様、どうして逃げたんですか?ご主人様なら十人くらい全然平気だと思うんですけど・・・》


(いや全然平気じゃないって。寧ろやばすぎる。俺には戦闘は向かないんだって。)


この夜の言葉に首を傾げるように、本気で疑問に思っているような口調でレーヴァテインは質問する。


《何故そこまでしていつも戦闘を避けようとしているんです?無属性魔術で戦い方はそれこそ無限にありますのに・・・厚かましいとは思いますがご主人様に足りないのは経験です。経験が足りないと思わぬところで身を危険に晒します!》


(・・・あぁ。分かってる。それは分かってるんだが・・・)


歯切れ悪そうに苦笑しながら頭を掻く。が、これ以上この会話が続くのを防ぐように夜はレーヴァテインとの話を打ち切り、後ろで三角座りしているうさぎに視線を向けた。


「・・・行った、けど。」

「あ、はいっ。」

「じゃあ降りるか。」

「は、はいっ。ってまたですかっ!?////」

「文句言わない。」

「うぅ・・・はい。」


お姫様抱っこを恥ずかしがっているのか、それとも先ほどの浮遊感が嫌だったのか、彼女は項垂れながら顔を赤くし大人しく夜の腕の中に収まり、ウサギの耳を両手で強く押さつけていた。一体何の為に耳を押さえつけているのだろうか、と疑問に思いながら夜は屋根の上から飛び降りた。先ほどと違って下が地面だった所為か、降りたときにタンッという軽い音がする。


「はいお疲れ様でした。」


うさぎを地に下ろして一息つく。


「あ、あの、ありがとうございました!」


彼女はそう言って頭に被っているウサギの頭をスポッと取る。ウサギの頭が取れるという妙に怖い図であったが、その頭の下に隠れていたのは怖さも何処かに吹き飛ぶほどのとんだ美少女であった。

肩まである蜂蜜色のふんわりとした髪の毛を耳の横で青いリボンで結んでいて、晴れ渡った空のように澄んだぱっちりとした青い瞳。着ぐるみを被っていた所為か息を少し乱していて、雪のような白い頬をほんのりと赤く染めている。


(・・・ってなんか・・・すごいかわいい、んだけど////)


気がつけば夜はほけーっと彼女を見つめていた。


「・・・あの?」


少女はかわいく首を傾げて呆気に取られている夜の顔を覗き込む。それに気がついた夜はぱっと視線を逸らして、なんでもないと呟いて彼女から少し距離を取る。


「あ、じゃあ俺もう行くから。気をつけてな。」

「ちょ、ちょっと待って下さいっ!!」

「え?」


―ガシッ


「いやだから痛いって!!」

「はっ・・・すみません!!」


腕をものすごい馬鹿力で掴まれた夜は、振り返って少女に痛さを訴える。すると少女は顔を真っ赤にして腕をぱっと放した。どうやら彼女の馬鹿力は無意識のうちに出しているようであった。そして、少女は夜の真正面に改めて向き合って、驚くようなことを言ったのだ。


「私と武闘大会に出ていただけませんか!?」

「はぁ・・・・ってはぃ!?」


思わず頷いてしまうところだった夜はなんとか踏みとどまり、言われたことをもう一度頭の中で繰り返してからやっと理解できたようで、ズサーっと少女からまたさらに距離を取る。それから挙動不審に周りを見回してから、人がいる方を確認するとそこから逃げ出そうとした。


「ごめんなっ、俺そういうの無理だから他あたってくれ!!じゃ!!」


しかしそれを少女の馬鹿力は許さなかった。


―ガシィッ


「待ってください!!」

「わ、分かった!分かったから放してくれ!!痛い痛い、痛いっ!!」

「嫌です!!頷いてくれるまで放しません!」

「・・・・・。」


―ぎゅぅ・・・メキメキメキッ


「ってまてまてまて!!ギブギブッ!!分かった!分かったって!!出る!出る出る!!」

「あ、ありがとうございます!!」


やっと放してもらえた夜は、彼女のふんわりとした微笑みを見る暇もなく自分の腕に損傷はないかを確認していた。相当音を上げていたようだが、どうやら腕は無事だったようでほっと安心した表情をして胸をなでおろす。そうしてから、不機嫌な顔を露にして夜は目の前にいる少女に目を向けた。


「そ、そんな責めるような目を向けないで下さいっ!」

「自業自得。・・・はぁ、まぁ引き受けたもんはしょうがないからやるけどさ。」


その言葉に目を輝かせて少女は眩しい笑みを浮かべた。


「自己紹介がまだでしたね。私はフェリスと申します。よろしくお願いします!」


その笑顔に内心ドキッとしながらも夜も自己紹介をする。


「俺は夜。武闘大会に出るのはいいけど、俺は前線にはでないからな。」

「その点は心配しないで下さい。私が出ますから大丈夫ですよ。というか、私支援は出来ないんです。」


外見から言えば、治癒魔術とかが使えそうな風貌をしているのに支援は出来ない、とフェリス

は言う。やはり人は見た目によらないんだな、と夜は改めて思った。


「じゃあ今日はもう遅いので、明日、また此処に正午、待ち合わせしましょう。よろしかったら昼食もご一緒しましょう?では!あ、因みに来なかったら怒りますからね!ヨルさん。」

「はいはい。」


夜が適当に返事をするとフェリスは怒ったときのように頬を少し膨らませてから微笑んで、態々人が少ないほうへ走っていってしまった。彼女が去ってしまった後も、夜はしばらくそこに突っ立っていたが、急いで宿屋に戻らないといけないことに気がついて慌ててもと来た道を戻りだしたのだった。


不思議な出会いをした夜とフェリス。


この夜、運命は動き出した。







                                第12話 終わり


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