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Preludio.継承


チラチラ・・・・


「ん?どうしたのじゃ

 お嬢ちゃん?


 そんな所で立ってて」


「・・・・・・・・

 (ビクッ)」


「ほっほっほ・・・・

 安心なさい。

 ここはワシの家じゃ

 それにしてもお嬢さんは

 どうして

 ここにいるのかのぅ?」


「・・・・・・

 あ、あのね・・・

 あたし、まだここに

 ひっこしてきて・・・」



「・・・・・・・・・・!

 おお、あの隣の家に

 引っ越してきたのか?


 こことは家の形が似ていた

 から間違えたじゃろう」


「・・・・・・・・・(コクン)」


「そんな所に立ってないで

 こっちにおいで、


 こんな小さなお客様が

 来るのははじめてじゃ・・


どっこいしょ・・」



バサッ・・・・


「・・・・・・・(ビクッ)」


「おや、驚かせてしまった

 かのぅ


 よいしょっと・・・」


トテトテトテ・・・・


スッ・・・・


「おお、拾ってくれて

ありがとうのぅ。」


「・・・・・・

 これ、、、なに、、、」



「お嬢ちゃんは本を見る

 のははじめてかのぅ。


 昔はこうやって紙に

 書かれていた本をよく

読んでいたのじゃよ」


「・・・・・・・・

 どんなお話なの?」


「ん、聞いてみたいかの?

 それじゃあ、お茶と

 お菓子を持ってくるから

 そしたら

 読んであげようかの」


「・・・・・うん」


「これは今からお嬢ちゃんの

 何世代前に

 ある少年の身に起こった

 お話ししじゃよ・・・・」




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