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気まぐれ美人は理不尽です  作者: ヨムヨムくん*
4/5

遅くなってすいません。

しばらく書くことができなくなってしまっていたので・・・

また、ゆっくりと続けていきたいと思います。

「ワタシの名は、望月 姫花という。……なんだ、その目は」


 私が名のると目の前の男は、軽く目を広げて驚いた。多分、姫って入っていることに驚いたんだろう。

私が名のった人の大半が驚くから、もう慣れた。が、目の前の男だけはなんとなくムカつく。

 自分でもわかっている。名前と自分自身にギャップがあることぐらい。そう思っていると、自然とうつむいていたのか、彼が慌てて言い募る。


「いや、違う違う!驚いたのは、かわいいなって思ったからでっ!」

「……そうカ?やっぱりかわいいカ?」


ついつい得意になってしまう。お世辞と分かっていても、持ち上げられるのは悪くない。

私だって、この名前が嫌いなわけではないのだから。むしろ気に入っている。


「それでダ。ワタシは名のったゾ?キミは?」


 私がそう聞くと、彼は困ったように頬をかいた。そして、僅かに目を逸らし照れたように笑いながら、自分の名前は少し恥ずくって、と言う。私は机に肘をついて、身を乗り出す。面白そうだ。


(ほっほう。さては私と同じだな。どんな名前だろう)


頬がにやけてくるのが分かる。私だって笑われる覚悟で言ったんだ、キミも言わないと不平等だ、と言うと。


「望月さんはいいじゃないか!可愛いし、似合う名前だし!俺は違うんだよっ」


やけくそ気味に逆ギレされた。『望月さん』ときましたか。…なんとなくくすぐったく感じる。

にしても、可愛いか。そうか、可愛いか。


「キミは、ワタシを可愛いと、思ってるんだナ〜〜!ふっふっふ、そうか」


ちょっとイジると、自分の発言の意味に気づいたのか、眉尻を下げて睨んでくる。

図星か?

キミのほうが可愛いのでは?と思いにやにやしていると、くっ、と言いうつむいてしまった。

イジメすぎたか。面白いので、そのまま彼を観察する。



主人公の名前・・・決まってない・・・・・・

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