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Remembers-陽仁編  作者: まなか
第2章
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大事な人を守るため

「三倉大悟!?」

「久々ですね、滝さん お身体の具合はいかがですか 圭介から話は伺っています」

そう低い声でボソボソ話す大悟

彼は低い声が特徴だ

「あ、ああ…まあ、な 俺が一般人になったことも知ってるか?」

「ええ、知っていますよ それは苦労なさったそうで」

「はは、ありがとな…」

大悟と圭介が親友…信じられない

彼らは両極端だ

圭介が光ならば大悟は影

本当に仲良しなのか?

「なあ、圭介、本当に親友なのか?」

俺は圭介に問う

「ああ、親友だよ、学生時代ずっと一緒だった」

「ああ、俺もお前らが話している姿を何度か見たな」

どうやら本当らしい

「なあ、滝、これは俺たちの問題だ、滝はもう…必要ない」

滝は俺のほうを見て

「ああ もう戦場に立つことは無いだろう 俺は本気で引越すからな だからと言って友達を辞める訳じゃないからな?」

俺は安堵した表情で話す

「分かってる、滝は俺の大事な人…だから」

「ありがと、じゃあな」

滝は本気でこの街を離れた…ーーー


「兄貴に安心してこの街に戻って来られるように早く、戦いを終わらせなきゃ」

圭介は滝の背中を見えなくなるまで司令官室で見送っていた

「滝はしかし、どこに行くつもりなんだろうな、行く宛でもあるのかな」

「ま、そのうち連絡するだろ 司令官、今は戦う事だけを…」

「大悟」

俺は大悟をじっと見て

「よく戻って来てくれたな あれからどうしていたのかと心配したんだぞ」

「俺は、あれから、能力(ちから)の暴走が止まらなかった」

大悟は有り余る力を理由に一時、どのチームにも入らなかった、という

「迷惑がかかるから」

「その話、俺も聞いたよ」

「圭介?」

「つい最近まで俺と一緒に住んでたんだ 行く宛もない、戦えば、暴走する状態だ まるで昔の兄貴みたいにな」

「だから、俺はみんなといるのを避けていた」

それが今 その力を必要とする時がきた

暴走する力があれば、あのカマイタチを扱う敵にも戦えるかもしれない、と

「大悟、その力、封印しなくてもいい」

「えっ!?」

「大悟の力が必要なんだ! 今度の敵は突然攻撃を仕掛けてくる敵だ 圭介の滝の力、大悟の暴走する力が必要なんだ」

滝、君なんかがいなくても 戦ってみせるから

「今度こそ しぐれと翔を 助け出す」


アジトでは…

「くっ、あたし達こんなとこで死ぬのかな…」

「弱音を吐くな翔!必ず、陽仁達がくるから! それまで、辛抱だ…」

「滝さん達は無事逃げれた、かな…」


コツ、コツ…と足音を鳴らす

「誰か来た!」


「しぐれ、翔!!」

「圭介さん!!」

「よかった、無事だったか!」

「圭介さん、みんなは!?」

圭介はしぐれと翔の縄を解く

「司令官と新しい仲間、大悟は今敵と戦ってる、俺たちも…」

すると後ろから敵が現れた


「あんたは…!!」

「懐かしいな、その武器… 蒼山家を思い出す」

翔は立ち上がり、

「誰よ、あなた!」

「私はかつて、蒼山貴明と戦っていた、敵… カルテー二、だ」

「お前…!!」

「よく聞け! 私にはもう 戦う意思はない」

目の前に突然現れたかつての強敵、カルテー二

滝達が苦戦したという、あの

圭介は手が震えた

「戦う意思はもうない、滝はいなくなったんだろう? 滝がいなくなれば能力者を継ぐ者は、いない」

「なにが言いたい!」

圭介は翔の前に出る

「私も力を貸そう エアンはかつて私を倒そうとした」


そういうと、カルテー二は額の刻印を自ら消した

「!!!」

「あいつは強敵だ 気をつけろ」

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